学部・大学院紹介 経済学部 - 中国ビジネスキャリアコース

世界経済の最前線「中国」でビジネスセンスと国際センスを駆使し活躍できる人になる。

今や世界経済の中心となりつつある中国。日本の多くの企業が中国との関わりを持つようになり、ますます緊密なパートナーシップが求められています。単に語学ができ、ビジネスのノウハウがあるだけでは、成長を続ける中国という国と激動する世界経済を理解し、その将来像や日本企業とのつながりのあるべき姿を見きわめることはできません。本コースでは、少人数のゼミナールで経済学を基礎から学び、中国の経済、背景にある歴史や社会をじっくり読み解いていきます。また、日中ビジネスの最前線で実務に携わる方を講師に招いて生の中国ビジネス事情を聞くなど、さまざまな視点から「中国の今」を学びます。そして2年次秋学期の中国留学研修では、現地企業で2~3週間のインターンシップを行い、自分の目と足でリアルな中国を体験します。
可能性とチャンスに満ちた本コースの学びが、日本企業の将来を担うキーパーソンへの道を開きます。

【経済学部 3つの方針】

学部の概要 (「2011年度 大学案内 総合ガイドブック(2010年度作成)」より)

中国ビジネスを広く深く学び、優れた感性と柔軟な思考で日本、アジア、さらには世界を豊かにできる人材を育てます。

日本と中国の2 国で学ぶ密度の濃いカリキュラムで中国経済への理解を深めます

  1. 専門知識を
    基礎から身につける

    少人数クラスで丁寧な指導

    1年次から4年次まで、少人数ゼミ(演習)で、学生一人ひとりにきめの細かい指導を行っています。変化の激しい中国経済への理解を深め専門知識を確実に早く身につけることができます。

    少人数クラス

  2. 現地体験で中国の「今」を
    知り、実践力をつける

    全員参加の中国留学研修

    2年次秋学期の約4か月間、中国・南通市へ全員が留学します。日系企業での就業体験、南通大学での実践的な中国語トレーニング、中国の歴史・文化を体験するなど、密度の濃い留学研修で中国ビジネスへの興味と理解を深めます。

    中国・南通大学

  3. 日中ビジネスへの
    理解を深める

    実務家による講義

    中国経済の最先端で活躍されている実務家を招いて、ビジネスシーン、中国経済の展望、仕事観を語っていただく講義です。テキストでは知り得ないリアルな体験談が、将来ビジョンを明確にするヒントになります。

    中国の「今」「将来」

「経済学プラス中国」の学びをチャンスに

経済学をじっくり基礎から学びながら、さらに「中国経済」についての知識と実践力を鍛えるのが本コースの特長です。グローバル化が進む中、日本の多くの企業が中国との接点を持ち、企業の発展のために今後ますます日中ビジネスの未来を担う人材が求められます。「経済学プラス中国」の学びは、商社やメーカーなどの民間企業をめざす人にとっての新たなチャンスと成り得るのです。

希望者は3年次以降も中国留学が可能

2年次秋学期の中国留学研修から帰国後も、選考に合格すれば中国へのインターンシップや長期派遣留学など、さらにレベルアップした学びにチャレンジすることが可能です。実際に、毎年多くの学生が、2年次の留学研修をきっかけに中国を再訪し、ビジネスや語学、文化など、興味ある分野の学びを深めています。
※実費(旅費、滞在費、研修費など)が必要になります。

取得可能な資格

  • 中学校教諭一種免許状(社会科)
  • 高等学校教諭一種免許状 (公民科・地理歴史科・商業科・情報科)
  • 社会福祉主事任用資格
  • 司書
  • 司書教諭
  • 学芸員
  • 日本語教員

本コース生全員参加の特別留学プログラムです。

留学のプロセス 約4 か月の研修期間を通じ、中国の「今」を体感

2年次の9月からは特別プログラム「中国留学研修」がスタートします。約4か月間にわたるさまざまな体験プログラムを通じて、ビジネス、語学、文化、歴史など、あらゆる角度から中国の「今」を体感。机上の理論だけでは得られない「実践力」を育成します。

留学研修

留学中プログラム

実践的な中国語の集中トレーニング

実践的な中国語の集中トレーニング

南通大学で中国人講師による集中語学レッスンを行います。また、キャンパス内外で中国語を使用する生活の中で、実践的な中国語能力を高めることができます。(留学実施までに中国語検定3級の取得を推奨)

おもな時間割

  • 文法:週5 時間
  • リーディング:週4 時間
  • ヒアリング:週6 時間
  • スピーキング:週4 時間

日系企業でビジネスインターンシップ

日系企業でビジネスインターンシップ

帝人・DIC(大日本インキ)・川崎造船など、南通市に進出している日系企業で、2~3週間のインターンシップを実施します。中国進出企業の現場をリアルに体感するとともに、若い現地従業員との交流も貴重な経験となるでしょう。

中国の歴史・文化への理解を深める

中国の歴史・文化への理解を深める

南通市およびその周辺の企業や施設、歴史的史跡を見学し、中国の歴史や現地のライフスタイル、ビジネスの実情を現場から学びます。また中国の伝統文化体験にもチャレンジ。歴史と文化を肌で感じ取り、異文化理解を深めます。

メニュー

  • 中国文化
  • 中国民俗体育
  • 中国書法 など

中国での体験・成果を発表する報告会を実施

中国留学研修報告会

中国留学研修報告会

中国ビジネスキャリアコースでは、毎年12月ごろに中国でのインターンシップやフィールドワークを体験した学生たちの成果報告会を開催しています。コース開設4年目となった2009年度は、留学中の2年次を除く1年次から4年次まで3学年が初めてそろう充実した報告会となりました。学生たちは、工場で体験したインターンシップの内容や職場の雰囲気、中国人とともに暮らした寮生活のエピソードなどを思い思いに発表。「中国人の勉強熱心さに驚いた」「日本では学ぶことができないことを学べた」といった感想を述べる学生も多く、現地での体験を通じて自分自身が大きく変わったことを実感しているようでした。

プログラム

  • 1.開会の辞
  • 2.中国ビジネスキャリアコース第2期生の報告
  • 3.中国インターンシップ報告
  • 4.中国ビジネスキャリアコース1年次(第4期生)のフィールドワーク報告
  • 5.中国フィールドワーク報告
  • 6.閉会の辞
報告会を終えて

上野 勝男 准教授

中国での研修をきっかけに、世界へ羽ばたいてほしい。

中国ビジネスキャリアコースでは、2年次に約4か月間、学生全員が中国へ留学します。最初は日本との違いにとまどうこともあるかもしれませんが、現地でしばらく暮らしてみれば、必ず意識が変わります。中国という国や、中国の学生・労働者から大いに刺激を受け、勉強への意欲や、社会で働くことへの責任感といった前向きな気持ちがわき出ることでしょう。
そして帰国後、体験した内容を冊子にまとめ、報告会で発表することも、非常に意味のあることなのです。発表することによって、留学を通じて学んだことを再確認できることはもちろん、自分がつかんだ何かをしっかりと自分自身の中に定着させることができます。つまり、自分で自分が成長していると感じ取ることができるのです。もちろん、人前でプレゼンテーションすることの練習にもなるでしょう。
この留学研修だけで終わらせるのではなく、3年次・4年次になっても、積極的に中国へ出かけてほしいと考えています。実際に、長期の語学留学や短期のフィールドワークなどで中国を再訪問する学生が年々増えています。留学研修をひとつのきっかけに、もっと世界へ出て、自分の目で世界を見てほしいですね。

滞在先、南通市と南通大学の紹介

外資系企業の集まる街、南通市

滞在先、南通市と南通大学の紹介

研修の本拠地となるのは中国江蘇省南通市の南通大学。南通市は上海市から直線距離で約100km北西に位置する総人口約780万人の経済都市です。90年代半ば以降は日本の大手繊維メーカーや大手化学メーカーが相次いで進出し、現在南通市の日系企業は約500社にも上ります。本学の立地する和泉市とは1993年から友好都市提携を結んでいます。

海外とも交流盛んな南通大学

南通大学は文理合わせて20 の学院(学部・学科に相当)を持つ総合大学で、海外との学術交流も盛んです。本学とは2005 年3月に学術交流協定を締結しています。

費用について

費用について

現地での講義・インターンシップのための費用、往復の旅費、滞在期間中の寮費(食 費・光熱費は除く)は本学が負担します。

カリキュラムダウンロード

  1. 少人数ゼミで経済学の基礎と中国に関する専門分野を学ぶ。
    留学研修に備えて実用的な中国語講義も実施。
    1年次に履修する「コース演習I」は、本コースの学びの導入科目として、本コースの学生だけで構成される少人数のゼミナールです。経済学の基礎や、大学での勉学の取り組み方を学ぶとともに、中国経済や日中ビジネスなどに関する専門分野も学びます。こうした学びと並行して、2年次の中国留学研修に備え、実用的な中国語の習得も重視。「コース中国語I~IV」では、基礎から着実に学びます。
  2. 「中国留学研修」で
    中国の今を体感。
    第4 セメスターでは、それまで培った中国経済や日中ビジネスに関する基礎知識を土台にして4か月間の「中国留学研修」を実施。帰国後は報告会を開き、研修の成果を発表します。
  3. 研究を深め、ハイレベルな
    知識と経験を修得。
    コース演習III」では、中国留学中に得た問題意識や関心をもとに、各自がテーマを決めて研究を進めます。
  4. 4年間の総仕上げ
    卒業論文に取り組む。
    コース演習IV」では、3年次から研究してきたテーマをさらに掘り下げて、4 年間の学びを仕上げる卒業論文に取り組みます。

コース演習Ⅰ

本コースを学ぶうえでの導入科目。中国留学研修に必要な基礎知識も身につけます。

中国ビジネスキャリアコースの学生だけで構成される少人数制のゼミナールです。授業はグループワークを中心に進めます。春学期は、大学生活一般や、大学での勉学の取り組み方などを中心に学び、秋学期は、中国に関わる社会経済事情を中心に学習します。2年次秋学期に行われる中国留学研修に向け、現地での勉強を充実したものにするために、留学に必要な中国の社会・経済・政治事情などを、ひと通り身につけることをめざします。

中国体験特講

中国の今がわかる!本コースだけの特別講義。

本コースならではの特別講義「中国体験特講」。毎週1名のゲストを招き、海外で働くことのおもしろさや習慣の違い、貿易や金融など中国経済の実情をご自身の体験や苦労話を交えて語っていただく有意義な講義です。

2009年春学期実績
講師 企業名 おもな任地 テーマ
佐伯  博*1 株式会社日進 上海 中国の運輸業
田中 武男 西日本貿易株式会社*2 北京 中国との商取引
吉田 綾子*1 スイート・ファクトリー 上海 上海での起業経験
林 千野 株式会社双日総合研究所 北京 中国ビジネスの心構え
中村 英明 東洋紡績株式会社 上海 中国への企業進出
渡邊 美良 象印マホービン株式会社 上海 中国での事業展開
鳥居 正 丸益商事社長 元高砂香料工業株式会社 香港 中国の合弁企業
齋藤 幸則 帝人株式会社 南通 南通の繊維産業
桃井 昭 サントリー株式会社 上海 中国のビール市場
森本 寛*1 帝人株式会社 上海 中国事情
堅田 進一 日中ビジネス支援事業協同組合 元大阪府上海事務所 上海 大阪府と上海市
伊藤 彰一 本学客員教授 元三和銀行(現三菱東京UFJ銀行) 上海 中国生活体験
  • *1本学卒業生
  • *2元所属

多様な講師陣から「リアルな中国」を学ぶ

今や「世界の工場」から「世界の市場」へと躍進めざましい中国経済・社会、そして中国の人々。本特講は、それぞれの立場から中国に関わっておられる方々を講師に招いて経験談・体験談を語っていただき、中国の生き生きとした姿、中国という舞台でチャレンジしつづける意義、中国および中国の人々との関わり方などについて理解を深めます。講師の方々のキャリアを通して、将来の自分のキャリアについても考えるきっかけになる講義です。

コース中国語

中国語の基礎力を習得するとともに中国社会や文化についても理解を深めます。

「コース中国語ⅠA・ⅡA」は、中国語の基本的な発音や文法を習得し、簡単な中国語の挨拶や会話ができるようになることをめざします。また、現代中国の社会や文化、経済などに関する単語や文法も学習します。「コース中国語ⅠB・ⅡB」では、中国語の発音と基本的な文法を勉強するとともに、中国の文化や風習、中国人の考え方などについても学習。学生を中心とする会話の練習を取り入れることで、日常的によく使う会話文の習得をめざします。

日中ビジネス論

実務家が語る、日中ビジネスの今。

金融業界の最前線で活躍する実務家の方を講師に迎えたインテグレーション講座です。
日本と中国のビジネス事情や、激動する金融業界の実情などについて解説していただきます。

中国ビジネスはもちろん、広く金融業界に興味のある学生も必聴。

日本を代表する金融機関のひとつである三菱東京UFJ銀行から講師を迎え、「金融機関からみる日中ビジネス」をテーマに、日本と中国それぞれのビジネス事情について、金融業界との関連も含めて解説していただきます。
講義内容は、大きくわけて下記の3つからなります。

  • 銀行・証券・クレジットなどの金融関連業務、およびそれらのくらしとの関わりについて。
  • 日本と中国それぞれの経済状況と両国間の経済関係、および中国ビジネスの実際について。
  • 企業と公共部門のマネジメントについて。

金融または中国ビジネスに関わっている実務家の視点から、生きた経済を語っていただくことにより、中国の経済やビジネスに関心のある学生はもちろん、広く金融業界に関心のある学生にも興味が持てる内容となっています。

中国貿易投資事情

シャープの実例をもとに、中国貿易投資の現状を解明。
-中国経済やエレクトロニクス産業に興味のある学生に-

液晶ディスプレイなどの独自技術で躍進を続けるシャープ株式会社の協力を得て行う科目です。授業では、シャープのこれまでの歩みや経営理念・戦略について多角的に学ぶとともに、同社が中国に生産拠点を構えた際、どのように諸問題を解決し、事業を軌道に乗せ、発展させてきたかを、具体的なエピソードを交えながらわかりやすく紹介します。授業を通じて中国経済・貿易投資の現状を理解するとともに、日本企業の対中国戦略や今後の展望について関心を高めることを目的とします。中国経済を学んでいる学生はもちろん、エレクトロニクス産業に興味を持つ学生にとっても、大いに役立つことでしょう。

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