経営学部 経営学科

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経営学科
2021年度
室屋ゼミが和泉シティプラザ出張所の窓口業務改善を目的に、案内図のリニューアルと動線のカラー化に取り組みました
ゼミ
2021.11.10
リニューアルした案内図と学生、市役所職員の方々
リニューアルした案内図と学生、市役所職員の方々

経営学部室屋ゼミ(研究テーマ:地域課題解決型ビジネス)では2017年度から桃山学院大学包括連携事業の一環として、和泉シティプラザ出張所と連携とした「公共サービスのイノベーション人材育成事業」を実施しています。

今年度は和泉シティプラザ出張所の窓口業務改善を目的に、実際に現場に入って地域の方々や市役所職員の方々にインタビュー等を重ねました。利用者の来館目的に応じ、スムーズに市役所を利用できるように、案内図のリニューアルと動線のカラー化に取り組みました。

動線をカラー化する様子
動線をカラー化する様子
2019年度
エルダー事前研修を実施しました
エルダー
2019.9.5
エルダー事前研修を実施しました

9月5日(木)・6日(金)、経営学部経営学科がエルダーシステム受講生に向けた研修を実施しました。
秋学期からエルダーシステムに加わる1年次13名を含め、30名以上の1~4年次が2日間にわたるこの研修に参加しました。

今年度は、株式会社イノベスト様に講師としてご登壇いただきました。「リーダーシップワークショップ」として、様々なグループワークを通じてエルダーで発揮できる自分らしいリーダーシップを発見し、受講生に対して模範的な関わりができるようになることを目指すプログラムを実施しました。意見交換と発表を繰り返す、大変充実した研修になりました。

ここで得た学びを、秋学期からの「経営学特講-エルダー演習(基礎)」および「エルダー演習A」の授業や経営学科のプログラム、授業派遣等で活用していくことになります。

エルダーシステム

経営学部経営学科では2016年度より、エルダーシステムを導入しています。
エルダーとは「先輩・上級生」という意味で、上級生が下級生の学習面等をサポートする制度です。勉強や課外活動などの他、大学生活についても下級生の相談に応じます。エルダーシステムの目的は2つあります。ひとつは、1年次が上級生と交流することにより、学びに対する姿勢を身につけるということです。もうひとつは、上級生自身が、コミュニケーション力やリーダーシップを身につけて自信を持ち、大学行事など様々な場面で活躍することです。

エルダー事前研修の様子
経営学部の信夫ゼミ生が、広報室の職員にインタビューを行いました
ゼミ
2019.6.21

信夫千佳子教授のゼミでは、演習あるいは正課外の時間に社会人の方をお招きし、仕事をするうえでの心構えや働くことの意義などについてお話ししていただく機会を設けています。今回は学校法人桃山学院で広報担当として勤務している職員の方に、信夫ゼミ生で広報関係の仕事を目指している西川芹菜さん(経営学部3年次)がインタビューを行いました。以下はゼミ生がまとめたインタビュー内容です。

1.氏名と経歴

氏名:学校法人桃山学院 経営企画課 広報室 山本悦秀
経歴:2002年に大学を卒業後、学校広告を専門とする広告代理店に就職。そこで約4年、大学や専門学校などの広告を制作する部署で勤務した後、同じ会社で異動し、大学生向けの就職情報誌や就職情報サイトの制作を行う部署で編集担当として9年間勤務。その後、2015年に桃山学院大学に広報として就職。

2.広告業界について

昔はメディア自体が限られていて、存在するメディアの中でどのような広告を打つかを考えていたが、現在ではメディアの数も多く、複数のメディアを組み合わせて、または創り出して新しい広報展開を行わなければいけないという、よりクリエイティブな人材が求められる業界である。

3.広報の仕事内容について

広告代理店ではクライアントの課題を解決するための広告を制作するのが業務であるが、現在行っている大学広報の業務にはクライアントがいる訳ではないので、いかに自分たちのブランディングを行うかを考えることが重要である。
現在の部署は「学校法人桃山学院」の広報を行うため、桃山学院大学だけでなく桃山学院教育大学の広報も行う。自身は桃山学院大学の広報を担当することが多く、大学案内や広報誌の作成、Webサイトの情報更新・新コンテンツの作成などがメインの業務となっている。また、大学公式のSNSをより閲覧してもらうための工夫を考える業務、色々な学校が載っている情報誌やサイトで大学を紹介する原稿を作成する業務、交通広告をどのように展開していくかなどの業務も行っている。また桃山学院大学の成果としての在学生や卒業生の情報取集を行うことも重大な業務。

4.広告や広報の仕事に就くために準備されたこと

大学時代に広告業界に関する活動をしたことはない。就職活動では広告業界に対する思いやコミュニケーション、人柄などで判断される。筆記試験では時事問題や気になった最近の広告を聞かれることもあるので、日頃のニュースや広告に気を配ることが重要である。また、広告業界ではディレクターと呼ばれる主に全体のクリエイティブやスケジュールを管理し指示を出す仕事がある。これは手に職の仕事ではないけれども全体を指示して動かしていくというような仕事である。指示出しができることは重要なことではあるが、そのためにも何か自分で勉強し、指示を出すだけではなく自分で動ける知識・スキルを持っておくことも重要である。

5.仕事のやりがいと大変なこと

やりがいを感じたことは、世間にもっと知ってもらいたいと思った学生や卒業生の活動などを、広報活動を行うことによって新聞などに取り上げてもらったり、行政のイベントなどにも呼ばれるようになるなど、学校にもその人物にとってもプラスの出来事が起こったこと。このような、自分が見出した人物が自分の広報活動によって世間に認知され注目されて、時に目に見える成果となったことにやりがいを感じる。
大変な部分は、広報は多くの人の目にとまるものであるので、様々な意見をいただくこと。その意見一つひとつに耳を傾けながらも、全ての意見を広報に反映することは難しいので、どこで折り合いをつけるかが大変な部分である。

6.わかりやすく伝えるために工夫されていること

広報では1つの原稿についてじっくり考え込むことも重要であるが、初見の印象も大切にしなくてはいけないため、そもそも何を伝えたいのかを根本に持っておかないといけない。何を伝えたかったのか分からないような内容になった際は、一旦その原稿を寝かせることもある。また、広報記事や広告媒体ではたくさんの文字が羅列されていたり、情報がたくさん入っているものなので、瞬時に興味を持ってもらえるようなキャッチーな広告や記事を作成したり、具体的な行動をとってもらえるように発信することを心がけている。SNSは流れる情報を大まかに見ようとする媒体であるため、リラックスした時に堅苦しくない内容であると見てもらいやすいため、そのような部分に気をつけて広報する。

7.どのような業務でも気を付けなければならないこと

多くの人に意見を聞いて、でも最後は自分たちで決定するということが重要。できるだけ多くの意見を集め色々な視点から考えることが必要だが、最終的な決断を下すのは自分や自分たちのチームであることが気をつけなければいけないことである。他人を巻き込んでいくことが広報にかかわらずどの業界でも重要になる業務である。

8.情報収集を行う際にしておいたほうが良いこと

色々なことに関わって、アンテナを広く張り巡らせておくことが必要。実際に現場に行ったり、人と関わってみることが大切で、現場の雰囲気を感じることが一番の情報になる。

(文責:経営学部 経営学科 3年次 西川 芹菜)

インタビューの様子
藤田ゼミが国際交流特別講義で発表をしました
ゼミ
2019.6.19

国際交流特別講義において、経営学部藤田智子教授とゼミの3・4年次生代表が、120名の聴衆に向けて自分たちの海外体験について発表しました。
ゼミでは、藤田教授の2つの専門(統計学と英語教育)をもとに、論理的に自分の考えを世界に発信できる国際人の養成をめざしています。

2019年6月19日(水)

英語圏の正規留学について、Super Global Program(SGP)の1期生でもあるゼミ生の諏訪優輝さん(4年次)が、アメリカのセントミズーリー州立大学からスカイプを使って、アメリカの大学生活について発表しました。
心理学を専攻している諏訪さんは、日米の教育の違いについて、アメリカではまず褒めること、そして人の言う事を鵜呑みにせず自分で考える人を育成する点だと発表しました。
次にSGP担当教員であるトーマス・レッグ先生が、出身国であるイギリスの概要と長期派遣留学について話しました。

2019年6月26日(水)

藤田教授が海外体験を通じて育成されるべき4つの能力(創造性、柔軟性、適応力、自己認識力)について説明しました。そのあとゼミの3年次生たちが、自分たちの海外経験や、留学生たちと共に学ぶゼミ活動について発表しました。
また、インドネシアと韓国から来た正規留学生たちは、初めて日本に来た時の失敗談や自国と日本の文化の違いについて流暢な日本語で話しました。
最後にゼミ生の神谷樹生さん(4年次)が、バックパッカー姿で登場し、東南アジアを中心とした一人旅で得られたかけがえのない経験を素晴らしい写真とともに披露し、学生たちの目をくぎ付けにしました。

発表の様子
小澤ゼミと株式会社コンテックとの連携がスタートしました
ゼミ
2019.6.10

経営学部の小澤義昭教授のゼミでは「地域連携・産学連携に基づく実践的経営分析」をテーマに、大阪に所在する様々な業種の上場企業などにご協力いただき、会社の業務・経営の理解および財務諸表の分析を行ったうえで企業分析レポートを作成し、その結果を会社経営者にご報告させていただくという学びを実践しています。

今年度は、大阪市西淀川区に所在する株式会社コンテック(東証2部上場)様にご協力いただき、6月10日(月)にはゼミの3年次生が本社を訪問しました。当日は柴原正治 常務取締役をはじめ社員の方々に会社の概要、製品等をご説明いただき、その後に社内見学を行いました。
同社は、産業用IoT、計測機器等の電子機器の総合メーカーであり、売上高300億円弱、従業員数600名程で製造業を営んでいる会社です。

ゼミでは今後、同社について過去の財務諸表の分析を行い、さらに詳細な説明を10月頃に聞かせていただく予定です。

大学生活入門セミナーへのエルダー派遣授業が始まりました
エルダー
2019.6.6

経営学部経営学科では2016年度より、エルダーシステムを導入しています。 2019年度も6月6日(木)から6月18日(火)の期間、1年次生の科目「大学生活入門セミナー」にエルダー(上級生)が派遣され、授業のサポート運営を行っています。

経営学部では、学生がより主体的に学べる参加型授業(アクティブラーニング)を積極的に取り入れており、エルダーシステムはその一環としてスタートしたものです。

今回は、2週にわたりエルダーが1年次生に向けて授業を行います。内容は『よく聞きよく話して、人の輪を広げよう』と題して、複数回のグループワークを行いながら、エルダーを含めた学生間の関係強化を目的としています。

エルダーシステム

エルダーとは「先輩・上級生」という意味で、上級生が下級生の学習面等をサポートする制度です。勉強や課外活動などの他、大学生活についても下級生の相談に応じます。エルダーシステムの目的は2つあります。ひとつは、1年次生が上級生と交流することにより、学びに対する姿勢を身につけるということです。もうひとつは、上級生自身が、コミュニケーション力やリーダーシップを身につけて自信を持ち、大学行事など様々な場面で活躍することです。

大学生活入門セミナーの様子