学長メッセージ

桃山学院大学学長 牧野 丹奈子

地域で、世界で、人を支える。
そんな人材を育てたい。

桃山学院大学 学長 牧野 丹奈子

 桃山学院大学の建学の精神は「キリスト教に基づく世界の市民の養成」であり、教育ビジョンは「地域で、世界で、人を支える」です。

 今日はグローバル化の時代です。人・もの・金・情報が国境を越えて自由に行き来しています。そのため、国際間競争がいっそう激しくなり、国内でも至る所で効率化や合理化が求められるようになってきました。そのような世の中で、皆さんはどのように生きていきたいですか?

 競争に勝つことは大切なことです。競争心があってこそ、個人も世の中も進歩できるからです。しかし、競争心だけでは視野が狭くなってしまい、結局、人は自分の人生に負けてしまうでしょう。豊かな人生を手に入れるためには、目の前の人やものを愛する心、人様の役に立ちたいという願い、そのために正しく行動するという覚悟、などが必要です。これらの気持ちがあれば、人はいつでも何からでも学べるようになれます。その結果、世界で地域で活躍できる人になれるのです。このことが、冒頭で述べた建学の精神や教育ビジョンの一つの意味だと私は理解しています。

 そのため、本学では、皆さんがさまざまなことを学べる機会を用意しています。たとえば机で学ぶだけでなく街や地域から学ぶ実践的な講義やゼミ、国を越えてボランティアや研修に参加できる国際プログラムなどです。現実と向き合ったこれらの学習を通じて、知識や理論が“すとん”と理解できるようになるでしょう。また、学ぶことは楽しいことだと気づくでしょう。学ぶことの楽しさは、ゲームや買い物などの楽しさとは別のものです。「あーこういうことか」とわかる楽しさです。さらに、学んだことを目の前の人や人様のために役立てたときに、幸せな気持ちになれるでしょう。

 さあ、学ぶ楽しさを一緒に感じましょう。できることから一歩ずつ自分らしく進めば良いのです。是非ともサポートさせてください。お待ちしています。