The world is wonderful! 海外 国際体験レポート

留学国:
中国中国
派遣先:
香港フードエキスポ
制 度:
香港インターンシップ

香港フードエキスポvol.2「インターンシップを体験」

法学部 法律学科 2年 山口 駿人

 香港は、日本の農林水産物・食品の輸出額全体の約4分の1の1,794億円を占める、アジア経済のハブとしての機能を果たしている。さらに、輸入規制が少なく、多くの食品の関税がかからないため、幅広い品目の輸出が可能となる。

 日本の食品企業にとって、香港は魅力的な輸出先であり、毎年多くの日本企業がアジア最大級の食品見本市である香港フードエキスポへ出展する。

 私は8月11日(木)~13日(土)の3日間、香港フードエキスポ2016で大阪府の(株)和田萬(以下、和田萬さん)でのインターンシップを経験した。和田萬さんのブースには、社員2名と、通訳1名がおり、私は販売補助として手伝わせてもらった。  
                
 そこでただ単に作業をするのではなく観察力を最大限に発揮し、様々な工夫をして、フードエキスポでの和田萬さんの一層の活性化と自身の成長を図るよう行動した。

 広東語で分からない言葉があれば、すぐに通訳の方に聞いて実践した。さらに、販売への関心が高まり、海外のお客様と会話する楽しさを見出し、商品が売れた時の嬉しさからやりがいを感じ、とても自分の自信につながった。

 研修を通して、お客様とのやり取りなど、コミュニケーションの難しさを実感した。また、お客様に気持ちよく帰っていただいたときの嬉しさを改めて理解することができた。さらに、世界の人と関わり、自分の気持ちが伝わったときの嬉しさも体験することができた。これらのことは初海外、いやこの香港での研修ならではの体験ではないか。