バンクーバーは、人口が多く、カナダが多民族国家ということから、たくさんの国のたくさんの人々が行きかう都市でした。同時に、山、森、海、川と自然に囲まれており、人と自然が共存している都市という印象が強いです。

　カナダではたくさんの体験をすることができました。植物園やキャピラノ吊り橋、たくさんの人々が行きかうギャスタウン、初めて食べる海外での日本食。すべてが私にとって魅力的なものであり、良い刺激を与えてくれるものでした。

　そして、今回の研修で一番印象に残っていることは、ホームステイです。知らない土地で知らない人と暮らすということにとても不安でした。しかし、ホストファミリーは一生懸命私のことを理解しようとしてくれて、私も必死にコミュニケーションを頑張ろうと思いました。

現在、法学部は国際体験というものから縁遠いと思われがちですが、決してそうではありません。語学を学ぶことだけでなく、相手を理解する、自分を表現するといった日常でも通じる大切なことに気づくことができました。留学を通して、私は今回初めて自分と向き合うことができました。