テキスト ボックス: 川口基督教会と大阪聖三一教会   次へ 目次へ
(雑居地、居留地21番/居留地3番、居留地12番、西区京町堀)
先に記したように、米国聖公会は川口居留地に隣接する雑居地にミッション・チャペルとストリート・チャぺルを設置していたが、1881年に英和学舎が川口居留地21番に移転することになり、翌年学校の付属礼拝堂として聖提摩太教会が設立された。
その後、1891年に聖慰主教会と合併し川口基督教会となった。現礼拝堂は1920年の竣工であり、登録文化財の指定をうけている。また、日本聖公会大阪教区の主教座聖堂である。
一方、C.F.ワレン師が川口居留地3番に開設した最初の小会堂は1876年に居留地4番に移され、永生学校の建物として使用された。1877年、新たな会堂を建設し、翌年、中国から巡回のバードン監督により聖別され、大阪聖三一教会と命名された。1887年、日本聖公会が組織成立すると西区京町堀に移転した。現在は、東住吉区南田辺に所在する。 

テキスト ボックス: 川口基督教会と牧師館(居留地21番) ※川口基督教会

テキスト ボックス: 大阪聖三一教会(居留地3番) ※桃山学院所蔵