9月9日(火)から11日(木)までの3日間、ホテル日航関西空港において、集中講座「『キャリアと社会』—社会の中で自分を生かす方法—」が開催されました。
一般に「関空合宿」と呼ばれるこの科目は、南大阪地域大学コンソーシアムが提供する「センター科目」で、コンソーシアムに参加する多数の大学から受講生が参加します。初めて出会った学生たちが、2泊3日の合宿を短い期間に、与えられたテーマのもとで一緒に作業し、最終日に審査員の前で企画提案をプレゼンテーションするものです。
今年は、4大学70名の学生が参加し、そのうち本学からは51名の学生が参加しました。
今年、学生たちに与えられたミッションは、「関空を活用して泉州地域への環太平洋からの客と荷を増やす!」でした。学生たちは、自分たちのアイデアをどうやって実現可能な企画案に仕上げるか、講師のアドバイスを受けながら真剣に課題に取り組み、3日目午後の最終プレゼンテーションに臨みました。
総数10チームによる企画提案は、ミッションを提示された新関西国際空港株式会社および泉州観光プロモーション推進協議会の皆様と、「キャリアと社会」講師陣によって厳正に評価され、以下のチームが表彰されました。
<受賞チーム>
☆グランプリ アジアの人を泉州へ届け隊(グループ6名のうち、本学学生5名)
☆KIX賞 KID(グループ6名のうち、本学学生5名)
☆泉州賞 GATSBY(グループ6名のうち、本学学生5名)
☆審査員賞 YOUは何しに泉州へ(グループ6名のうち、本学学生4名)
参加した学生からは、「グループで課題に取り組むときの自分の役割の果たし方や、最後まであきらめないでやり遂げる大切さを学んだ」、「単なる思いつきだけでなく重要なのはその裏付けだということを学んだので、実際にプレゼンや論文の作成の際に生かしたい」との声が聞かれました。
グループワークの様子
プレゼンテーションの様子