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2015.6.18
お知らせ・イベント
社会福祉学基礎演習において、車いす体験学習を行いました
6月17日(水)1限目、社会学部社会福祉学科 齋藤かおる准教授が担当する社会福祉学基礎演習において、車いす体験学習を行いました。
この基礎演習を受講している学生のひとりが車いすを使用していることや、将来、福祉の現場で働く事も想定して、車いす使用者の視点で大学構内をみる体験をしたい、という学生の声から生まれた学習企画です。
4つのグループに分け交替で車いすに乗り、周りの学生はサポート役としてキャンパス内と学生窓口(教務課・国際センター)などを回りました。
ほとんどの学生が車いすに乗るのは初めてで、「少しの段差でも進めないことが分かった」「上り坂は自走するのが大変で、下り坂はスピード調整が難しかった」「介助者との信頼関係がないと、不安な気持ちになる」という声があがりました。当たり前に思っていたことも、実際に体験すると見え方が変わることを感じ、とても貴重な経験になりました。

今後もこのような体験を通した“学び”の機会を増やしていき、障がいのある方や高齢者への理解を深めていきたいと思います。