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2016.1.6
お知らせ・イベント
2015年度秋学期「日本事情」において、留学生が短歌、俳句、川柳作りに挑戦しました
本学では正規留学生と交換留学生を対象とした「日本事情」のクラスが開講されています。この授業ではアクチュアルな「日本」を理解することを目指すとともに、活動を通して「日本」を体感することも目指しています。
春学期から引き続き履修している学生たちは初めての試みとして「短歌」にも挑戦しました。俳句や川柳の17文字から14文字増えるだけで、かなり難しくなったようですが、なかなかの力作が揃いました。秋学期から履修の学生は俳句と川柳に挑みました。
すべての作品は作者に関する情報を伏せたまま、学内外の大学関係者に送付し、優秀作品をそれぞれのカテゴリーから一つ選んでもらい、選定理由も添えていただきました。今回は22名の方々、そして担当教員(国際教養学部 友沢昭江教授)のゼミの4年次生9名を加えた31名による選定となりました。結果は学生にフィードバックし、優秀者の表彰を行いました。
学生は自作を一点選んで色紙に墨と筆で書き、それらは現在、聖ヨハネ館玄関ホールに展示しております。機会があればぜひご覧ください。

以下は各カテゴリーの優秀作品です。

短歌の部
1位 「暗い空 落ちる流星 手を合わせ 君に私の 恋を伝える」
(韓国:イ・スンゴル、男)
2位 「雪の夜 息子を背にして 歩いてる 父から感じる 親の優しさ」
(韓国:グォン・ヨウンチャン、男)
3位 「新しい 服にきがえる 緑の葉 見ると浮かべる 夏の思い出」
(韓国:シン・ゼウク、男)

俳句の部
1位 晴れ上がる 真っ白な雪 梅の花   (台湾:張瑋真、女)
2位 打たれるよ たわわになって 柿の下 (中国:蒋永超、女)
3位 冬の夜 彼女は暖房より あたたかい (中国:蘇斌強、男)

川柳の部
1位 好きになる 世の中すべて 君になる (韓国:パク・ヘビン、女)
2位 高カロリー うまく食べたら 低カロリー(韓国:イ・スンゴル、男)
3位 ぐだぐだと 母の言い付け 久しぶり(中国:蒋永超、女)