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2018.4.4お知らせ・イベントキャンパスリポート

2018年度入学式を挙行しました

【2018年度入学式を挙行しました】
4月2日(月)、午前9時より本学チャペルにおいて2018年度新入学生歓迎記念礼拝、ならびに10時より総合体育館において2018年度入学式を挙行しました。今年度は、学部生1567名、大学院生20名が入学し、各学部の新入生代表が力強く宣誓の言葉を述べました。

新入生の皆さま、ご入学おめでとうございます。

新入生歓迎記念礼拝

宮嶋 眞チャプレンよりお祝いのことば

入学式の様子

牧野 丹奈子 学長より式辞

磯 晴久学院長より祝祷

新入生代表による入学宣誓

2018年度入学式 学長式辞

 皆さん、ご入学おめでとうございます。ご家族、ご親戚、保護者の皆様、おめでとうございます。桃山学院大学の教職員を代表し、心よりお祝い申し上げますとともに、心より皆さんを歓迎いたします。

 さて皆さんは今日から大学生です。4年後には自信をもって社会へ出ていくために、大学でさまざまな力を身につけて欲しいと思います。それらの力の中で私が大事だと思うもののひとつに「信頼される力」があります。そこで今日は、「信頼」をテーマにお話しし、皆さんへのお祝いの言葉に代えさせていただきたいと思います。

 普段、私たちは特に意識していませんが、実は、お互いを信頼しあっているからこそ日常の生活が成り立っています。たとえば横断歩道で信号が青になったら渡りますが、それは車のドライバーが止まってくれると信頼しているからです。いちいち、車のドライバーに「あなた止まってくれますか?」と聞いて回る人はいませんよね。また、買い物でも、カシミヤ100%と書いてあれば、そのブランドを信頼して買うわけです。まさか、工場まで行って確かめる人もいませんよね。このように、見ず知らずの組織や個人さえも信頼することによって、私たちは毎日スムーズに暮らせているのです。

 そして、この信頼はネット社会でさらに重要な意味をもつようになります。今や、ネットであらゆる情報を手に入れることができます。誰もが情報を発信できます。そして誰とでもつながることができます。そこで、ネットで繋がった個人同士が行う新しいビジネスや活動が急激に増えています。ですから、今後は特に、個人に対する信頼が重要となるでしょう。

 では個人に対する「信頼」とはどのようなものでしょうか。いろいろあると思いますが、ここでは二つの信頼を紹介したいと思います。

 ひとつはその人の能力に対する信頼です。能力の高い人に対して、私たちは、「この人が言うならば間違いないだろう」や、「この人ならば上手にできるだろう」といった具合に信頼します。たとえば、手術を受ける時も腕の確かなお医者さんに頼みたいと思うわけですが、これも能力に対する信頼です。

 しかし、もう少し考えてみましょう。能力に対する信頼だけで十分でしょうか。たとえばいくら腕が確かでも、患者に対して偉そうで、自分の評判を高めたいために難しい手術をするような、そんな医者を果たして信頼することができるでしょうか。いいえ、信頼できません。私たちが信頼するのは、目の前の患者を救うために、自分が持っている知識や技術を精一杯使おうとする、そんなお医者さんです。これは単なる思いやりの話ではありません。患者のことを自分ごととして捉えるという事であり、患者を一人の人間として尊重するという事です。医者の話に限らず、このように人を大切にする人は信頼されます。これは能力に対する信頼というよりは、その人の人間性に対する信頼です。

 では能力の面でも人間性の面でも信頼される。そんな人になるためには、大学でどうすればよいのでしょうか。
まずは授業に出て専門知識やものの考え方をしっかりと学び、高い能力を身につけてください。そしてさらに、仲間と共に頑張る体験が大切でしょう。なぜなら仲間と共に頑張るためには、お互いの信頼関係を築いていくことが必要となるわけで、そこで能力やさらには人間性が磨かれるからです。

 桃山学院大学にはそのように仲間と共に頑張る体験が山ほどあります。たとえば街や地域の人とつながりながら仲間と共に学ぶ実践的な授業やゼミ、海外に飛び出して仲間と共に参加するボランティアや研修などです。もちろん、クラブやサークル活動も沢山あります。

 実は私のゼミでも、学生が仲間と共に実践的に学んでいますが、数年前にこんなことがありました。ある先輩の女子学生が後輩に仕事を頼み続けているうちに、二人の関係がこじれてしまい、チーム活動が進まなくなりました。なぜ関係がこじれてしまったのか、その先輩の女子学生は、原因について考えました。そして、自分が知らず知らずのうちに後輩をまるで道具のように扱っているということに気づきました。そのことに気づいた瞬間、彼女は私の目の前でぽろぽろと涙を流しながら反省しました。それ以来、二人はお互いを尊重する関係に戻り、そのチームの活動は多くのゼミが参加するコンテストの一部門で一位となりました。

 桃山学院大学には世界が変わる体験があります。ぜひ参加してみてください。そして、この4年間で人から信頼される力を手に入れてください。教職員一丸となってサポートいたします。一緒に頑張りましょう。
2018年4月2日
桃山学院大学学長
牧野 丹奈子

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