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2019.4.3
お知らせ・イベント
【メディア出演】ラヂオきしわだの番組に、齋藤かおる准教授(社会学部社会福祉学科)と、岸本光子兼任講師が出演します
4月6日(土)、ラヂオきしわだに、齋藤かおる准教授(社会学部社会福祉学科)と岸本光子兼任講師(大阪医療刑務所教誨師/大阪暁明館病院伝道所牧師・チャプレン)が出演し、「愛と公共性」をめぐって語り合います。

番  組:ラヂオきしわだ「町の福祉と若者たち」
放 送 日 :4月6日(土) 20時~20時30分
再放送日:4月13日(土) 4月20日(土) 4月27日(土) 20時~20時30分

内  容:
人には、他者の内的な痛みに気づくことで、自らの内的な痛みを強めてしまう(共感を共苦に転じてしまう)ことがあります。
また、人には、他者を支援しようとすることで、他者に対して高圧的な姿勢をとってしまう(愛を支配に転じてしまう)こともあります。
そして、そういったことは、支援する側の「若さ」によっても、支援される側の「若さ」によっても、増幅されてしまいがちです。
支援の現場に、完全に対等な関係性を求めるのは、論理的に無理なことです。それに、そもそも支援する側も、支援される側も、どこまでも単なる人でしかないのであって、いろんな意味で「若さ」からは自由になれない存在です。
けれども、それでも、愛(理屈ぬき)と公共性(理屈)を織り交ぜてゆくことにおいて、人が社会的行為者としての成長を具現してゆけることも、ひとつの事実です。
今回は、そのあたりのことを念頭に、語り合います。

ラヂオきしわだ: 79.7 MHz (パソコン・スマートフォンからも聴くことができます)