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2019.4.8お知らせ・イベントキャンパスリポート

2019年度入学式を挙行しました

4月2日(火)、午前9時より本学チャペルにおいて2019年度新入学生歓迎記念礼拝、ならびに10時より総合体育館において2019年度入学式を挙行しました。
今年度は、学部生1,528名、大学院生15名が入学し、各学部の新入生代表が力強く宣誓の言葉を述べました。

新入生の皆さま、ご入学おめでとうございます。

新入生歓迎記念礼拝

宮嶋 眞チャプレンによるお祝いのことば

入学式の様子

牧野 丹奈子 学長による式辞

磯 晴久学院長による祝辞

新入生代表による入学宣誓

宮嶋 眞チャプレンによる奏楽

■2019年度 入学式 学長式辞

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。保護者・保証人の皆様、このたびはお子様やご家族のご入学、おめでとうございます。桃山学院大学の教職員を代表し、心よりお祝い申し上げますとともに、心より皆さんを歓迎いたします。

桃山学院は、1884年に大阪川口の「外国人居留地」-現在の大阪市西区川口ですが、そこに建てられた小学校がその始まりです。この小学校は、キリスト教の伝道団体によって設立されましたが、それには宣教師のワレン先生(Charles Frederick Warren)はじめ多くの方々がお力を尽くされました。小学校の名前は三一小学校。男子のみの学校で、生徒数は11名でした。このたった11名の三一小学校を起源として、高等英学校、桃山中学校へと少しずつ発展していき、1959年に桃山学院大学が開設されることになりました。当初は、経済学部経済学科のみの単科大学で、キャンパスは大阪市阿倍野区の昭和町にありました。そのあと、現在の堺市東区西野にあった登美丘キャンパスに移転し、この和泉キャンパスに移転してきたのは1995年のことです。現在、学部は5学部、そしてこの春、経営学部にビジネスデザイン学科が誕生しましたので、学科は全部で7学科、大学院は4研究科を擁する文系の総合大学となりました。学生数は約6500人です。今年、開学60周年を迎えます。人間で言えば還暦です。この記念すべき年に皆さんをお迎えし、共に学べることを大変嬉しく思います。

さて、ご存じの方も多いと思いますが、本学のキャッチコピーは「世界が変わる体験がある」です。これは、さまざまな体験を通じて、昨日までとは違う新しい世界を手に入れよう!という意味です。そこで、今日は体験することの重要性についてお話しし、皆さんへのお祝いの言葉に代えさせていただきたいと思います。

桃山学院大学では、街や地域で学ぶ実践的な授業やゼミ、国内外で実施するボランティア活動や研修など、多様な体験プログラムを数多く用意しています。その中でも長く続いているものとして、インドネシアで実施される国際ワークキャンプがあります。これは桃山学院創立100周年・大学開学25周年の記念事業の一環として1987年2月に始まったものです。内容は、現地の子どもたちや学生、施設・教会関係者、村の人々、ホームステイ先の方々との労働・交流などの様々な活動、そして事後の報告書作成・報告会の開催を通してなされる「協働」についての総合的な体験学習です。かつて私のゼミ生の中にも、2年生の時にこのプログラムに参加した学生がいました。友人に誘われて何となく申し込んだそうです。ところが、この国際ワークキャンプが彼の世界を大きく変えることになりました。

まず、頭ではわかっていましたが、実際に行ってみて、現地の生活が日本での生活とあまりにも違うことにショックを受けたそうです。また、貧しい中ででも目をキラキラさせている現地の子供たちと触れ合うことで、何にでも文句を言ったり甘えたりしてきた自分自身を初めて恥ずかしいと思ったそうです。そして、自分も何か人の役に立つ仕事がしたいと本気で思うようになったそうです。そこで、自分がすべき仕事を見つけるために、彼は帰国してから必死で勉強しました。例えばTOEICの得点も在学中に450点アップさせました。その結果、今、彼は自分が納得して選んだ仕事で頑張っています。

今の話からもわかるように、体験することによって、ネットやテレビなどではわからなかったことを知ることができます。このことはとても大切なことです。しかし、体験において最も大切なことは、主体的に取り組む態度を身につけるということです。体験によってそれまで他人事でしかなかったことを自分事として考えるようになります。そして、ますます主体的に取り組むようになります。そしてさらに重要なのは、このような主体的な態度がその人の学びのすべてを大きく変えていくということです。つまり、このような主体的な態度こそが学びの基本姿勢なのです。

ここでいう体験は、何も海外に長期間留学するといったような大層なものでなくてもいいのです。日頃の小さな行為の積み重ねの中ででも主体的な態度を身につけることはできます。たとえば、毎日の勉強において、本を読む時に線を引いて読む、先生の話をノートにとる、仲間と一緒に調査する、なども体験です。ただこのとき大事なことは、受け身ではなく、主体的に一生懸命やってみるということです。すると、日常の小さな行為も世界が変わる体験となるでしょう。

桃山学院大学では実践的な学びを重視しています。ぜひ色々なことを体験してください。そしてこの4年間で主体的な態度を身につけて、新しい世界を手に入れましょう。皆さんの一歩を教職員一丸となってサポートいたします。一緒に頑張りましょう。
2019年4月2日
桃山学院大学 学長
牧野丹奈子

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