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2019.5.29
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【メディア掲載】ビジネス+ITに吉弘憲介准教授(経済学部 経済学科)の見解が掲載されました
5月27日(月)配信のビジネス+IT(運営: SBクリエイティブ株式会社)に、吉弘憲介准教授(経済学部 経済学科)の見解が掲載されました。

「【1円も支出無し】森林保全のための税金配分は大都市への「ばらまき」か」というタイトルの記事では、総務省が今年9月に初めて自治体に配る「森林環境譲与税」と、その原資となる「森林環境税」を取り上げています。

吉弘准教授は、総務省が公表している基準を各市区町村の2015年国勢調査の人口と就業状況基本集計、林野庁ホームページに掲載された私有林の人工林面積に当てはめて各市区町村への譲与基準率を算出、そこから譲与額を試算しています。
記事ではその試算された譲与額に焦点を当て、林業費を2014年度からの3年間で1円も支出していない大都市が配分額上位に並ぶことを疑問視しています。

<吉弘准教授のコメント>
「(試算結果から見た)配分額が林業の持続可能性を考慮しているとは思えない。さらに、日本の林業をどのような形で再建するか、国民的な議論がない中で税を分配しても、結果的に不信感を高めるだけではないか」とコメントしています。
この記事は、Yahoo!ニュースにも転載されています。