「桃山学院大学社会調査士」、「社会調査士(社会調査協会)」

二つの社会調査士資格にチャレンジしませんか?


 社会調査士資格は社会調査の基礎的な知識・技能、相応の応用力と倫理観を身につけた人に認定される資格です。本学では、社会調査の重要性が年々高まってきている動向を先取りし、1995年度から論文審査による独自の桃山学院大学社会調査士資格の認定制度を設けてきました。さらに2003年には、日本社会学会、日本行動計量学会、日本教育社会学会の三学会による全国共通の社会調査士資格制度が誕生し、この制度は、2008年に一般社団法人社会調査協会が設立されたことによって、ますます充実して現在に至っています。本学社会学部社会学科では、本学認定資格と社会調査協会の認定資格の同時取得が可能です。ぜひ社会調査士資格取得に挑戦してください。

 


 

■社会調査士資格について

本学では2種類の社会調査士資格が取得できます。

a)社会調査協会が認定する社会調査士(以下、「認定社会調査士」と略す)は、 社会調査協会が認定する科目を履修し、単位取得することによって、社会調査士資格を取得できます。

b)桃山学院大学社会調査士(以下、「本学社会調査士」と略す)は、「認定社会調査士」資格に関する科目の単位を取得したうえで、さらに論文審査を受けることによって、社会学部教授会が資格を認定します。

いずれの資格制度も、資格の認定は、社会調査の専門知識を修得し、実際に社会調査を企画・実施することができ、調査データをコンピューターによって解析できる能力を条件とします。「認定社会調査士」は全国の多数の学生に開かれた制度として、これらの最低条件を充たす証明となります。しかし、それだけでは不十分です。本学社会調査士は、これに加えて、論文の問題意識や仮説、論理的構成、分析のたしかさといった社会調査の実務家に要求される能力を認定する制度ですから、学生の皆さんが、ぜひ本学社会調査士資格の取得にもチャレンジすることを期待します。

※科目については、各入学年度の履修要項を参照すること

 

 

■履修登録と資格申請・審査の手続き

 a)認定社会調査士

 社会調査Aと社会調査Bの単位取得が、データ解析実習の受講資格になります。また、データ解析実習の開講は原則秋学期ですが、募集は前年度の3月に行われる予定ですので、履修にあたっては、該当年次(原則として2年次)開始前に説明会への参加と予備登録が必要です(通期科目を履修登録しないように注意してください。また、社会調査Bの単位取得ができなければ、予備登録は取り消されます)。説明会は年度末に実施されますので、掲示等によく注意してください。なお、社会調査実習は、データ解析実習履修者を対象に開講されます。データ解析実習を履修しないと、社会調査実習は履修できません。

 社会調査演習(1クラス上限20名)は、担当教員が指定するテーマに沿って、調査を取り入れながら研究していく科目です。履修方法は、他の演習と同様です(他の演習との同時履修はできません)。

 

*申請の手続き

 連絡責任者である教員が一括して申請を行 います。時期については社会調査士関連科目の授業を通じて告知されます。申請に際し、認定手数料として15,750円 、3年次に社会調査士(取得見込み)資格を申請する場合は15,750円(本学は、13,650円へ減額)、 社会調査士資格(取得見込み)を申請した場合は、卒業後に取得見込みから正規資格に変更する際に資格変更手数料として5,250円が別途必要です。

 

b)本学社会調査士

 認定社会調査士に関する科目の単位取得と、さらに論文審査があります。審査対象とする論文は、社会調査実習、社会調査演習での最終レポート、および担当教員の指導のもと、最終レポートをレベルアップさせて書き直した論文等です。

 

 


  

   

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