2006年度 専門演習3


【研究テーマ】

環境問題にどう取り組むか

【演習概要】

環境問題に関心を持つ人は多い。
多くの人々が興味を持ち、勉強し、警告を発し、行動しているにも関わらず、
問題は解決せず状況がさらに悪化しているように見えるのはなぜだろうか。

環境問題を語るのは簡単だ。
警告を発するのも簡単だ。
だが有効な取り組みを考え出すのは容易ではない。
ともすれば、どうすることもできないという虚無におちいることになる。

いま、なにが問題で、なにができるのか。調べ、考え、伝え、話し合う。
それがこのゼミの目的だ。

担当の巖は環境問題の専門家ではない。答を与えることはできない。
そもそもそんな簡単に「答」が見つかるものではない。
みんなで頭を悩まし、調べ、知恵を出し合い、話し合い、
それで何かが見えてくれば上等だ。

【演習計画】

〈3年次〉
 1. 日々の生活や時事問題からテーマを見つけて短く紹介し意見をまとめる〈スピーチ
 2. 環境問題の基礎知識を抽出してe-ラーニング用教材としてまとめる〈教材づくり
 3. すでに行われているさまざまな取り組みについて調べ議論する〈調査報告
以上3つを並行してグループ単位でおこなっていくつもり。
加えて、桃山学院大学の環境報告書を独自にまとめることにも挑戦してもらいたい。
夏休みには各自ひとつテーマを決めて調査をすすめ、後期にかけてまとめていく。

〈4年次〉
なんらかの問題の解決を目指す新しい提案を考え、これを卒業論文としてまとめる。

【ゼミについての巖の考え】

 環境問題をテーマにしたゼミだからといって、環境問題の専門家を養成したいわけではない。この社会で生きていくために必要な技能と姿勢を身につける手助けができればと思っている。2006年度の目標はふたつ。ひとつは、自分で問題を見つけ、資料を調べ考えて解決策を模索する訓練を積むこと。この能力は、仕事でも日々の生活の中でも役に立つ。もうひとつは、就職活動時の面接担当者に「君はゼミでどういうことをやっているの?」と尋ねられたときに、胸を張って答えられるものを持つこと。こちらを実現するためには、1年目から本気で打ち込める課題を見つけてもらわねばならない。

 ゼミに設定された授業時間は週に1回しかないが、ゼミの課題は楽ではないと覚悟してもらいたい。週末も夏休みも関係ない。自分の持てる力を極限までつぎこんで、最高の成果を出してもらいたい。

【選考方法】

調査書に加え、「特に関心のある環境問題についてひとつとりあげ、自分はそれをどうしたいか、どう対処したいと思っているかを書いてください。」というテーマでレポートを書いてもらったが、応募者数が少なかったため基本的にほとんどの志願者を受け入れることになった。レポートを添付しなかった者と、あまりにもいい加減で短いレポートを書いてきた2名だけ不採用とした。


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2006. 3. 18