2009年度 自然科学(生物学1)授業概要
授業でパソコンから使用しているPowerPointファイルや配付資料の原稿は受講者に公開されていますが、そのファイルはこのホームページ上にはありません。使用している資料の著作権の問題などがあるので、大学LAN内のパソコンからのみアクセスできる教材サーバに入れてあります。情報センターの自習室などに行って、「マイ・コンピュータ」の中に見える「Lesson (S:)」を開いて、私の名前のフォルダ(iwao)の中を探してください。印刷もできますが、くれぐれも紙資源の節約に努めてください。
1月19日(火)実施済 第4回イン・クラス・レポート
「生物多様性ってなに?なぜ守らなきゃいけないの?どうしたらいいの?」
とたずねる中学生に対し、授業内容をふまえてわかりやすく説明してあげてください。
専用用紙はこちら。当日やむを得ない事情で欠席した人は、事情を客観的に証明できる材料をそえて1月26日(火)までに提出してください。それ以外の場合、およびそれ以降の提出も認めますが、点数は半減します。
12月11日(金)実施済 第3回イン・クラス・レポート
「なぜ多くの生物にオスとメスがあるの?」
とたずねる中学生に対し、授業内容をふまえてわかりやすく説明してあげてください。
専用用紙はこちら。当日やむを得ない事情で欠席した人は、事情を客観的に証明できる材料をそえて12月18日(金)までに提出してください。それ以外の場合、およびそれ以降の提出も認めますが、点数は半減します。
11月17日(火)実施済 第2回イン・クラス・レポート
1. 洞窟の暗闇に住む動物には目が完全に退化したものが多い。そうした動物が目の見える祖先から自然選択によって進化してきたと考えて、進化の道筋を具体的に説明せよ。
2. 進化した理由が、自然選択でなかったとしたら、どういう可能性があるだろうか。道筋を説明せよ。
専用用紙はこちら。当日やむを得ない事情で欠席した人は、事情を客観的に証明できる材料をそえて11月24日(火)までに提出してください。それ以外の場合、およびそれ以降の提出も認めますが、点数は半減します。
10月13日(火)実施済 第1回イン・クラス・レポート
「生命って、誕生してからどんなふうに進化していったんだろう?」という中学生に、生命誕生以降からカンブリア大爆発にいたるまでに起きた重要なできごとをいくつかピックアップして、そのできごとが生物界をどう変えたか解説してください。専用用紙はこちら。
当日やむを得ない事情で欠席した人は、事情を客観的に証明できる材料をそえて10月20日(火)に提出してください。それ以外の場合、およびそれ以降の提出も認めますが、点数は半減します。
講義計画
【講議概要】
バイオテクノロジーの台頭と環境問題への注目により、生物学は21世紀の社会でよくも悪くも中心的な位置を占めることになる。遺伝子や生態系に関する正しい理解がなければ、さまざまな社会問題に正しく対応し判断をくだすことは難しい。この時代に対応するためにも、生物というものの基本を正しく理解しておいてほしい。
生物の基本、それはすべての生物が37億年にわたる生命の進化の産物であるということ。進化という現象を抜きにして生物のいかなる側面も語ることはできない。にもかかわらず、現在の高校までの理科教育では進化をまともに扱うことがなく、結果として進化を正しく理解している者はきわめて少ない。
この授業では、進化とそのメカニズムの正しい理解を目標とする。その上で、進化を軸にして生命現象のいくつかの重要な側面について概説する。
【講議概要・学習目標】
生物の進化とそのメカニズムの正しい理解を目標とする。
【講議計画】
ときおり時事問題なども絡めながら、おおむね以下のテーマを扱う予定
・生命の起源
・生命の分化と共生
・進化の大爆発
・DNA
・進化のメカニズム
・自然選択
・進化と突然変異
・偶然と必然
・遺伝子組み換え
・性の進化
・性差の進化
・性比の進化
・近親交配
・血縁選択
・真社会性の進化
・雌雄の対立、親子の対立
・ゲーム理論と社会性
・生物保全
・人類の進化
【成績評価の方法】
試験 70% レポート 40% 。 レポートは、授業時間中に出題して、その場で書き上げて提出してもらうもので、その時点まで数回分の講義内容を振り返りまとめてもらうのが目的である。レポートをすべて提出した上で、試験で6割程度得点すれば単位を与える。
【教科書】
なし
【参考書】
酒井、高田、近「生き物の進化ゲーム」 共立出版 1999
桑村哲生 『生命の意味』 裳華房 2001年
長谷川眞理子『進化とはなんだろうか』岩波ジュニア新書 1999年
ワイナー『フィンチの嘴』早川書房 2001年
長谷川眞理子『クジャクの雄はなぜ美しい?』紀伊國屋書店 1992年
ドーキンス『利己的な遺伝子』紀伊國屋書店 1991年
その他の参考図書
金子隆一「大絶滅。」実業之日本社 1999
長谷川真理子「雄と雌の数をめぐる不思議」中公文庫 2001
M. リドレー「ゲノムが語る23の物語」紀伊國屋書店 2000
鷲谷いづみ「生態系を蘇らせる」NHKブックス 2001
鷲谷いづみ「サクラソウの目」地人書館 1998
鷲谷いづみ、矢原徹一「保全生態学入門」文一総合出版 1996
山岸俊男「 社会的ジレンマ―「環境破壊」から「いじめ」まで 」PHP新書 2000
長谷川寿一・長谷川眞理子『進化と人間行動』東京大学出版会 2000
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2009. 3. 26.