2010年秋期 環境問題概論
期末試験 問題と解答


I. 以下の文章を読み,空欄に入る適当な語を右の回答欄に記入せよ。(各5点、計50点)

・ 16世紀の学者パラケルススによる毒物学の基礎は「この世に毒でないものはない。毒か薬かは[@]が決める」という考え方である。

・ ある化学物質のリスクについて考えるとき、害があるかも知れないなら一切使わないでおこうとするのは[A予防]原則、害はあるかも知れないがメリットもあるからそのバランスで判断しようとするのが[B予測]原則の考え方である。

・ 酸性雨の原因となる物質は[C窒素酸化物]と[D硫黄酸化物]である。Cはとくに自動車の排ガスに多く含まれ、Dは質の悪い石炭を燃焼させたときに多量に排出される。

・ 典型的なオゾンホールは[E南極]上空に[F]の訪れとともに出現する。オゾン層破壊の原因は、クーラーや冷蔵庫のヒートポンプに使われていた[Gフロン]ガスなどであった。Gガスの代わりに使われるようになった代替品は、オゾン層は破壊しない代わりに[H地球温暖化]を引き起こすことがわかり、この物質も規制されることになった。

・ 日本は大量の食物を国外から輸入している。その食物を生産するのに原産地では水が必要であるから、日本は間接的にそこの水を輸入し消費していることになる。このような考え方にもとづき算出される水のことを[Iヴァーチャルウォーター]という。

II. 地球温暖化が進行することで2100年までに起きるとIPCCが予測している事象として、不適当なものは次のうちどれか。記号に○をつけよ(複数回答可、誤答は減点)。(10点)

a. 海洋が酸性化する b. 気温が1.1〜6.4度程度上昇する c. 海面が1.8〜5.9m程度上昇する d. オゾンホールが拡大する e. 感染症が拡大する f. 酸性雨がひどくなる g. 極端な気象の頻度が増加する

=> c, d, f

III. 循環型社会をめざすために各種リサイクル法が整備されている。数あるリサイクル法の中から2つを選び、その法が何のリサイクルを誰にどのように義務づけているか具体的に説明せよ。(各10点、計20点)

IV. バイオマスエネルギーにはどのようなものがあり、なぜそれを利用することが温暖化防止に効果があると考えられているのか説明せよ。(10点)

V. クリーン開発メカニズムとはどういう仕組みで、なんのために考えられたものか、説明せよ。(10点)


誤答 珍答 奇答

誤字! => 焼料、強性的、重用視、削限、京都議定所

バーチャルウォーターが…

=> ディーゼルウォーター、モーラルウォーター、シュミレーションウォーター、
ウォーターパウンダー、レジウォーター、リスクウォーター、カーチャルウォーター

「オゾンホールは[オゾン層]上空に[赤潮]の訪れとともに出現」!!!


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2011. 3. 7.