

この度、学校法人桃山学院の理事長に就任しました藤原敏正です。重責を担うこととなり、身の引き締まる思いでございます。微力ではございますが、誠心誠意努めてまいる所存ですので、よろしくお願いいたします。
創立以来、本学院はキリスト教精神に基づく人間教育に取り組み、自由を尊重する校風の中で、自らの責任を自覚し、良識を持って社会に貢献できる若者を育成してまいりました。
2034年に学院創立150周年という大きな節目を迎える今、私たちは「桃山学院将来構想」に基づき、さらなる成長と発展を目指した取り組みを進めております。
現在、急激な少子化をむかえており、さらに、価値観の多様化、グローバル化の進展などにより、予測困難な時代であります。その中で、桃山学院が永続的に「選ばれ続ける学び舎」であるためには、伝統の継承と同時に、時代の要請に応える大胆な改革が不可欠です。
大学におきましては、2025年度より「第三次大学中期計画」が始動しました。2030年度以降のさらなる少子化時代を見据えた強固な土台作りとして、「教育」「研究・資産」「社会貢献」「構造改革」の四つの柱を強力に推進し、強固な基盤づくりを進めてまいります。
また、昨年度(2025年)は桃山学院教育大学を統合し、人間教育学部を設置しました。さらに、本年(2026年)4月から本学初となる理系学部「工学部」を和泉キャンパスに開設いたします。これにより、文理の知が融合する総合大学として持続的な成長を図ってまいります。
中学校・高等学校におきましては、自由な校風を堅持しつつ、超難関大学への進学支援や海外校との双方向交流等のグローバル教育を推進し、生徒一人ひとりの多様な夢を実現できる教育環境を整えてまいります。同時に、教職員がその能力を最大限に発揮できる環境を整え、ウェルビーイングと指導力の向上を図ってまいります。
本学のパーパス(教育機関としての存在意義)は、単なる教育サービスの提供に留まりません。持続可能な地域共生社会の実現に向け、地域社会、行政機関、将来構想共創パートナーなどと協働し、地域の社会課題を解決し、地域の発展に寄与することにあります。
桃山学院を取り巻く環境が大きく変化する今こそ、私たちは未来への責任を果たさなければなりません。
私は理事長として、来たる創立150周年を見据えて、ステークホルダーの皆様方のご理解とご協力を賜りながら、教職員と協働して、さらにその先の未来に力強く歩みを進められるよう、不退転の決意で職務に邁進してまいります。今後とも変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2026年4月1日
学校法人桃山学院理事長
藤原 敏正
桃山学院将来構想パンフレット 