実践教育による「社会人力」育成

【農業ビジネス実践】シイタケの原木管理、野菜の収穫・出荷体験!

 農業ビジネス実践では、学部の枠を超え、全学より複数の教員が「農業」について学ぶプログラムを提供し、相互に参加者を募る方法で実施しています。 今回、ご紹介するのは、社会学部の大倉先生が担当する“地元和泉市の農業団地における農業体験”です。(同活動は、経済学部教授の津田直則先生と、社会学部講師の大倉季久先生が実施する地域貢献活動の一環です。詳細はこちらをご覧ください。) 今回、参加した15名の学生は、シイタケの原木管理(飯阪農園−飯阪誠氏)、野菜の収穫・出荷作業(株式会社喜六−喜多章一郎氏、中島光博氏)の2チームに分かれ、作業を行いました。 当日は、運良く曇りで比較的涼しい天候ではありましたが、シイタケ原木管理チームは、約3,000本の原木を写真のように運んで組み並べる作業を、野菜の収穫・出荷チームは、バジルをはじめ、水耕栽培で育てられた野菜の収穫および袋詰め等出荷準備の作業に、(相当に)汗を流しました。 休憩や昼食の際には、シイタケの人工栽培の手順、原木栽培と菌床栽培の違い、原木栽培でも1年栽培と2年栽培の違い、家庭向けとレストラン向けとでまったく異なってくる野菜の育て方等の目の前の作業に関することから、大震災、原発事故後に起こっている農業生産の変化や戦略の見直し、野菜の流通について等、農業ビジネスに関する様々なお話しも伺うことができ、実り多い一日となりました。

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