きっかけは韓国ドラマ
4年生の夏休みに約3週間、韓国の啓明大学校での語学研修に参加しました。高校生のときにたまたま見ていた韓国ドラマにハマってしまい、そこから韓国語に興味を持つようになりました。
大学入学後もドラマを見たり、自分でテキストを購入し勉強したりと、独学で韓国語の学習を進めていました。ただ、最初はドラマを見ていても韓国語が全く分からず、ずっと日本語字幕を見ていました。
留学も考えていたのですが、なかなか一歩が踏み出せずにいるうちに4年生になっていて、卒業して働きだしたら長期間で韓国に行く機会はなかなか無いだろうなと思い、思い切って研修に参加しました。
韓国語の勉強をする澤内さん
広すぎるキャンパス内で迷子に
研修は韓国の大邱市にある啓明大学校に行きました。啓明大学校はドラマのロケ地にもなっていて、とても広く綺麗なキャンパスでした。
研修期間中に滞在していた学生寮もキャンパス内にあったのですが、敷地があまりに広いため道に迷ってしまい、寮になかなかたどり着けないこともありました。

ドラマのロケ地にもなった啓明大学校
大学がある大邱市の街
大学がある大邱市はソウルやプサンほど有名な都市ではないのですが、都会と田舎の雰囲気が混ざり合うとても綺麗で住みやすい街でした。
大学の周辺には飲食店が多く、スーパーやコンビニ、カフェ、カラオケなどもあり、とても便利な場所で、電車で20分ほどのところにはショッピングモールや飲食店などが多く建ち並ぶ(大阪で例えるとなんばのような場所です)賑やかな中心街があります。

大邱の街で現地の学生さんと交流する澤内さん
初級から上級まで、自分のレベルにあったクラスで学べる
現地のクラスは1~4のレベルに分けられていたのですが、私は一番上のクラスに入りました。クラスでは韓国語の4技能に加え慣用句などを勉強しました。ドラマなどを見ていてもよく慣用句が使われていて、直訳しても分からない表現が多くあり、今回の研修でそれらを学ぶことで韓国語の知識をさらに深めることができました。
私は一番上級のクラスで学びましたが、初級のクラスでは日本語ができる先生もいるので韓国語初心者の方でも楽しみながら参加できるプログラムだと思います。ただし、事前に国内でしっかり勉強しておくと現地に行ったときに先生や現地の学生とも韓国語で会話ができるし、多くの知識を吸収できると思うので、より充実した体験になると思います。

現地での学習の様子
現地でのアクティビティ
研修の中にはいくつかのアクティビティも含まれていて、私は大邱シティツアーやプサンへのバスツアーに参加しました。ツアーではショッピングモールやカフェなどにも行くことができ、とても楽しかったです。現地では授業時間以外もBuddyの学生が一緒にいてくれるので、韓国語を教えてもらったり、外に出かけたりと交流をしながら韓国語が学べました。
また、休日もBuddyと一緒にプサンに遊びに行きビーチを楽しんだり、カフェでご飯を食べたりと、とても楽しかったです。
大邱シティツアーの様子

バスツアーで訪れたプサンにて

Buddy学生と一緒に食べたサムギョプサル
現地の体験すべてが良い思い出です
日本でも韓国語の勉強はできると思いますが、やはり実際に現地に行って韓国語を勉強するということは、寝ても覚めても常に韓国語の事を考えたり、読んだり、また話したりするのでモチベーションも上がりますし、上達速度も上がると思います。
韓国語に囲まれて生活ができたという点では、現地に滞在している期間すべてが楽しかったですし思い出に残っています。
一緒に研修を受講したクラスメイトと
語学研修を終えて
今はTOPIK(韓国語能力試験)の6級取得を目指して勉強を頑張っています。せっかく大学生活をとおして韓国語を勉強し、語学研修にも参加したので、卒業後も韓国語の勉強は続けていこうと思います。
語学研修に参加したからこそ韓国語の楽しさを改めて実感しましたし、もっとうまくなりたい、もっと話したいと思うようになれましたので、この気持ちを忘れずこれからも韓国語の勉強を頑張りたいと思います。
社会学部 社会学科 4年生 澤内 妃香さん