ゼロから始めた英語学習

画像

2025年1月15日 掲載
語学研修(英語) ヨーク大学(カナダ)
経営学部 経営学科 4回生
蒲原 孝志さん



ゼロからのスタート


小学校から高校までバスケットボールをしていたのですが、大学では何か新しいことにチャレンジしたいと思っていました。 ただ、入学時には特に留学を考えていませんでした。NBA(バスケットボール)が好きで、よくネットやテレビで試合を観ていたのですが、解説がすべて英語だったため内容が全く理解できず、 どうにかして理解したいという気持ちから英語の勉強を始めました。

高校まで英語が苦手で、勉強を始めたときは単語も文法もほとんど分からず、本当にゼロからのスタートでした。 最初はとにかく単語帳に載っている単語をひたすら覚えることから始め、英語の音声を聞いてシャドーイングをしたり、言語学習アプリで繋がった海外の人とスピーキングの練習をしたりと、 さまざまな方法で英語学習に取り組みました。

画像

高校までは英語が苦手だったと話す蒲原さん



カナダ、ヨーク大学での英語研修


英語研修には3年生の夏休みに参加しました。カナダのトロントにあるヨーク大学に行ったのですが、ヨーク大学はキャンパスが広く、施設も新しくて綺麗な大学でした。

研修に参加したのは夏でしたが、現地は日本のように蒸し暑くなく、空気がカラッとしていて涼しく過ごしやすい気候でした。カナダは移民の多い国で、 留学生の私が道に迷っていた際にも現地の方が親切に声をかけてくれるなど、外国人に寛容な国だと感じました。また、多民族国家であるカナダでは、 各国の料理を楽しむことができるレストランも多くあり、その中でもギリシャ料理が一番美味しかったです。

画像

キャンパスが広いヨーク大学



フィールドトリップでカナダを満喫


研修中にはフィールドトリップも行われ、クラスメイトと一緒に水族館やCNタワー、MLBのブルージェイズの試合観戦などに行きました。 またアメリカとの国境にあるナイアガラの滝にも行ったのですが、こんなにも大きな滝があるのかと思うほど壮観で、カナダの大自然を実感することができました。

画像

カナダ、トロントの街並み

画像

トロントのシンボル、CNタワー

画像

MLBブルージェイズの試合観戦

画像

ナイアガラの滝



現地の授業


午前中は文法や発音、ディスカッション、スピーキングの練習などがあり、クラスの中でも発話する機会が多く、英会話の上達に繋がったと思います。 午後はカナダの文化や歴史について英語で学びました。クラスは1クラス20名ほどで、日本の他大学からも学生が参加しており、いろんな人と交流ができ、とても良い経験になりました。

最終日にはプレゼンテーションがあり、カナダでの休日の過ごし方をVlogにまとめ、英語で発表しました。英語でのプレゼンテーションは緊張しましたが、自分の英語力や表現力に自信を持つきっかけになったと思います。

授業内では現地学生との交流はありませんでしたが、放課後に学内でバスケットボールをしている現地学生を見つけ、一緒にバスケットボールをして交流しました。

画像

一緒にバスケットボールをした現地学生と蒲原さん



研修を終えて


4月から社会人になりますが、内定先の企業でも学んだ英語を生かす機会があると思うので、今後も継続して英語の勉強を続けていきたいと思います。

今は海外に行かなくても、インターネットを通じて世界の人々と繋がることができ、英語を話す環境も簡単に作り出すことができます。私も留学前は単語や英会話アプリを活用し、ある程度英語力を上げることができました。 これから留学を目指す桃大生のみなさんも、ぜひオンラインのリソースを活用するなどして、国内で英語力を高め、留学に挑戦してみてください。

画像

経営学部 経営学科 4年生 蒲原 孝志さん