The world is wonderful! 海外 国際体験レポート

留学国:
中国中国
派遣先:
香港フードエキスポ
制 度:
香港インターンシップ

海外インターンシップで成長した自分

国際教養学部 英語・国際文化学科 2年 竹林 結

 私は何事にも他人の意見に賛同するだけの消極的な性格であった。そんな自分を変えたいと思い、香港の文化にも興味を持っていたので、香港インターンシップというプログラムに参加することを決意した。

 香港派遣前における事前研修では、香港についての基礎知識や簡単な広東語の学習、グループワーク、マナー研修に率先して取り組んだ。グループワークやマナー研修のディスカッションでは、積極的に自分の意見を発言し、他の参加者の意見も引き出す事が求められていたので、協調性や積極性も身につける事ができた。

 香港フードエキスポでのインターンシップは、決められた仕事をするのではなく、今何をすべきかを自分自身で考え行動するという、自主性と積極性が重視されていた。初日は、言葉の壁や、自分から行動する事に躊躇していたため、反省する部分が多かった。初日の反省点を改善する為に、ジェスチャーを使用し、自分から顧客に話しかけたり、通訳の人に広東語や英語での簡単な商品説明の仕方を教わったり、学んだ事を次の日に活かしたりする事で、日を追うごとに出来る仕事の幅も広がった。実際に、商品を購入してくれた顧客には笑顔で握手をするようにしていた事から沢山の感謝の言葉を貰い、商品の完売等を通じてインターン先の企業や自治体から「ありがとう」と言われたことで、やりがいを感じる事ができた。

 海外では、自分の意見を発する事が当たり前であり、世界で通用する人材になるには、言語はツールにすぎず、自分から行動を起こす事が最も大切だと香港インターンシップで実感できた。また、このプログラムから得た物が沢山あり、自信に繋がることができた。

派遣前における事前研修の様子
フードエキスポ会場内
インターンシップ先の企業の方々との一枚