実は、現在の勤務先は4年次の実習先。実習で感じたのは、医療ソーシャルワーカーがとてもやりがいのある仕事だということ。患者さんの生活相談、退院後の療養先の提示、行政機関との連携など、病院を中心とした社会福祉の仕事は実に多種多様。現在は、主にがん患者さんの生活サポートに関する相談に応じながら、地域の医療・介護機関ネットワークづくりにも携わっています。病院は医師、看護師、薬剤師などのプロ集団であり、その中で同じプロとして仕事をすることに大きな意義を感じます。そして、病院に勤務する一方、桃大の大学院で「終末期患者の療養先」をテーマとした研究にも取り組んでいます。大学と関わりながら仕事を続けられるのも社会福祉学科の魅力ですね。

(※この内容は2017年2月取材時のものです。)