子供の頃からファッションが好きで、大学時代もアパレル業界に興味を持っていました。アパレル業界といえば、デザイナーや販売員を連想しがちですが、他にも様々な部門があります。私もはじめは店長として店舗運営を経験しましたが、その後商品企画などを経て、今はVMD※を担当。仕事は、主に全国280店舗の売場演出や商品陳列を考えること。流行に関わるので感性は大切ですが、売上などのデータや店舗周辺地域の環境など、様々な要素を分析し判断する力が必要です。例えば、東京原宿店と地方のお店では、並んでいる商品が全く違います。社会学科で学んだ「多面的に物事を見る力」が今の仕事に生きていると感じます。
※VMD(Visual Merchandising) ビジュアル・マーチャンダイジングはお店の演出や商品の陳列を考え、ブランドイメージづくりや販売につなげこと。

(※この内容は2017年2月取材時のものです。)