語学力だけでなく人間として成長できた留学で、リアルな将来が見えた

仲間の大切さや、自分の良い面、悪い面。海外留学では、本当にいろいろな気づきを得ました。そのたびに興味の対象も広く深くなり、学習の意欲も高まっていったように思います。将来、海外で発展途上国のために仕事をしたいと考えるようになったのも留学を経験したから。自分の夢を実現するためにも、意思を伝え、相手を理解するための人間力や語学力、ビジネスの能力などを、在学中にもっと高めたいと考えています。

視野が大きく広がる密度の濃い海外体験

夏休みに参加したインドネシアでの「国際ワークキャンプ」では、児童養護施設のサポートや村の護岸工事を手伝いました。水道や電気があって当たりまえの日本と、そうでない国。世界の違いを心底考えるきっかけになると同時に、現地学生とのコミュニケーションで英語力のなさを痛感。語学力の必要性を強く感じ、外国語教育センターのAmbassadorプログラムで英語を学びました。春休みに参加した「インド異文化・ボランティア体験セミナー」では、マザーハウスでのボランティア活動を体験。桃大生や上智大生とのディスカッションを通じて、一方的に意思を伝えるばかりだった自分の姿勢を反省。相互理解の大切さが身にしみた経験でした。

自然に英語を学び、会話にも自信がついた

「海外英語特訓留学」では、1学期間オーストラリアに留学。このプログラムで語学力が飛躍的に向上し、自分に合う英語の学習方法が身につけられたと思います。英語は、いろいろな所に学ぶきっかけがあります。ホームステイ先の家族に協力してもらったり、移動中の景色を英語で説明する練習をしたり。また、トライアスロンにも初挑戦。多くの人とのコミュニケーションで、聞き取りや会話に自信が芽生
えました。TOEIC?のスコアも、当初は低い点数だったのが、帰国後は600点台に。その後715点までアップし、今は900点台も視野に入っています。

外国人学生と活発に交流し、進路も見えてきた

経営学部で学んでいるマーケティングなどの知識を生かして、途上国が発展するためのビジネスに取り組みたい。そんな思いもあり、3 年次の夏休みに参加したのが「IBP 」です。オランダのアムステルダム応用科学大学(AUAS )で国際ビジネスを学び、現地の日系企業や地元企業への訪問など、現場を肌で感じる貴重な体験もできました。帰国して間もなく、インドネシアで開催された「ACUCA Student Camp 」に参加。様々な国の学生との交流で、視野が広がりました。

ビジネス英語までレベルをあげて国際人へ

IBP ではビジネス英語のレベルの高さを実感し、「もっと勉強しなければ」と思いました。それと同時に、ビジネスを通じた国際貢献の夢も実現することができると実感。そのためにも海外でマーケティングを学び、必要な知識と語学力を自分のものにしたいと考え、4 年次から約1 年間の「長期派遣留学」を決意しました。留学先はオランダのAUAS。海外の留学生も多く、いろいろな意味で刺激があるからこの大学を選びました。今は、英語でのプレゼンテーションの勉強や小論文など、日本でできることを行いながら、日々留学に備えています。
(※この内容は2017年2月取材時のものです。)