- 名前
- 森永 大樹
- 会社
- レバレジーズキャリア株式会社(内定)
- 学科
- 国際教養学部 国際教養学科(現:英語・国際文化学科) 4年次
教員の道から、企業の道へ。
「中学生の頃に部活でお世話になった先生のようになりたい。そしてサッカー部の指導者に」。森永が希望していた条件が揃っていたのが桃大だった。彼は大学3年までサッカーを続けながら、教員免許の取得に全力で取り組んだ。
しかし教員採用試験に向けて本腰を入れはじめた頃にふと考えた。「自分は社会を知らないまま教壇に立ち、生徒に何を伝えられるのだろうか」。彼は自分の世界の狭さ、そして社会で知らないことがまだまだ多いと感じ、一度は企業で働こうと決意。スタートは遅れたが、多くの学生同様に就職活動をはじめたのだった。
大手有名企業から内定を獲得。しかし・・・。
森永は遅れを取り戻そうと懸命に取り組んだが、そこに焦りはない。その理由をこう話した。「入社試験まで時間がなかったけれど、学内にはサポートしてくれる人がたくさんいる」。桃大が主催している就活プログラムをフルに活用し、入社試験に必要な基礎力をつけていった。結果的に彼はインターネット通販国内最大手の会社や、グローバルに展開している通信会社等、大企業・有名企業を中心に合計7社から内定を獲得した。
しかし、幼い頃から人と違うことをすることに興味があったという森永が、最終的に就職先として選んだのは、IT・Web領域や医療領域の転職サービスを行っているレバレジーズキャリアというベンチャー企業だった。その理由をこう語る。「有名なところよりも、自分のビジョンにあったところを。大企業ではなく、理想の自分に近づけるところで活躍したかった」。そのビジョンとは、世界の当たり前に変化をもたらすこと。入社後の業務はまだ決まってはいないが、人と違うことに挑戦することに興味があった彼の気持ちとリンクする。
国際教養学部で学んだ英語を活かし、ゆくゆくは海外を拠点に起業することも視野に入れている。「人のためになることができるように、これからも知識量を増やしていく」。力強い言葉が口に出た。「20代は自分の能力を高める。30代は会社を縦に大きく、40代は横に広げていきたい」。限界のない進化を、彼は誓った。
(※この内容は2017年12月取材時のものです。)