- 名前
- 髙藤 ひかり
- 学科
- 法学部 法律学科 4年次
- 学外活動
- 「食空間改善プロジェクト」で大学カフェのリニューアルに貢献
ビジネスの視点も入れながら検討
学生主体で学内の食堂をリニューアルする「食空間改善プロジェクト」に参加しました。1年以上にわたる長期間で、多くの人が関わるプロジェクトでした。目標にしたのは、街のおしゃれなカフェ。居心地のよさやカフェ風メニューの充実はもちろん、便利に使える空間にしたいとも考え、インテリアはナチュラルテイストにし、機能面ではスマホなどの充電用コンセントを設け、Wi-Fi環境も整えるなどこだわりを詰め込みました。ただ、あれもこれも提案することは簡単でしたが、実現するにはビジネスの視点が必要でした。メニューひとつをとっても、調理器具を揃えられるかどうかなど、様々な角度から考察・調整の繰り返し。他大学の食堂へ視察に行ったり、食堂を運営する生協や学長へプレゼンテーションしたり。ときには厳しい指摘を受けることもあり、そのたびにメンバーで頭をひねりながら企画を練り直しました。
カフェづくりが成長のきっかけに
様々な工夫や努力を重ね、ついに完成したカフェを見たときの感動は忘れられません。いま、カフェは学生たちのにぎやかな声であふれています。みんなで考えたスイーツやドリンクも評判がよく大満足です。学生が大学の施設をプロデュースするというめったにない機会に恵まれ、いろいろなことを学びました。一番の成長は、自分の考えを発信する力が身についたこと。社会に出ても、常にしっかりと状況を見て、必要な時に堂々と声を上げられる人でありたいと思います。
聖バルナバ館3階リニューアル
魅力あるキャンパスづくりを行い、学生の満足度向上や滞留促進を図るために進められたプロジェクト。「食空間改善プロジェクト」のメンバーが提案を行い、様々な学生からの意見を踏まえてリニューアルが実現した。
(※この内容(学年表記含む)は2018年5月取材時のものです。)