聖歌の魅力に引き込まれた

大学のチャペル附属聖歌隊に所属しています。入隊理由は、どうしても歌がうまくなりたかったから。もともと演劇が好きで、高校の頃は演劇部に所属していました。あるとき演目にミュージカルを取り入れたのですが、うまく歌うことができず、とにかく悔しくて……。そんな理由で入隊を決めましたが、いまでは聖歌の魅力に引き込まれています。多くの人にこの美しい響きを届けたい。学内のパイプオルガン講習にも通い、発表会にも参加しました。聖歌は、一人ひとりに担当のパートがあり、みんなで一つの音を作り出す合唱の世界。美しいハーモニーを奏でられたときには、合唱でしか得られない感動を覚えます。誰一人欠けても完全な音にならないため、メンバー間には団結力や信頼関係が根付いていて、それが大きなやりがいでもあります。

大学行事や桃山祭の各イベントで披露

基本的な活動は、大学で行われる行事や桃山祭で披露することですが、周辺地域のクリスマスツリーの点灯式をはじめ、ホテルでのイベントなどに呼んでいただく機会もあります。定期的にプロのボイストレーナーからレッスンを受けられるという恵まれた環境の中、仲間と支えあいながら一つひとつの目標をクリアしてきたことで、いまは人前でも堂々と歌えるようになりました。これからも仲間と夢を大切に、キャンパスライフを過ごしたいです。


聖教主礼拝堂(チャペル)

本学のシンボル的存在として親しまれている。各種礼拝のほか、地域の方向けにコンサートや講演会なども行われる。クリスマスが近くなると、チャペル周辺にイルミネーションが施され、おごそかな雰囲気に。日本聖公会の司祭が専任チャプレン(大学付牧師)として常駐。

(※この内容(学年表記含む)は2018年5月取材時のものです。)