高レベルでハードな授業

3年生の秋から長期派遣留学に参加し、約1年間、アメリカのニュージャージー・シティ大学で過ごしました。受講するのは留学生向けの授業ではなく、現地の学生も学ぶ専門科目の講義。学んだ科目は、グローバルに活動する企業のマーケティング戦略など、主にビジネスの分野でした。内容はレベルが高くて課題も多く、とてもハードだったのですが、私はそのような「英語は話せて当たり前」という環境を求めていました。講義の中にはグループでディスカッションやプレゼンを行うものもあり、メンバーの国籍もアフリカ、アジア、中国、アメリカなど多彩。互いに本音で意見を言い合う経験を重ねたおかげで、異文化の人にも根拠を示して説得できるレベルにまで自分を高めることができました。先生は厳しいだけでなく、「質問してくれたら授業を止めてでも教えるよ」と言ってくださる熱意と優しさがあり、とても良い環境で学ぶことができました。

英語は自分の成長の原点

留学中は他の国からの留学生や現地の学生とルームシェアをする寮生活。同じ学生とはいえ、就寝時間が全く違う人や日光が嫌いで部屋を閉めきり一日中エアコンをかけている人など、ライフスタイルの違いにも直面しました。そんな中でも様々な国の学生と交流し、留学中にできたたくさんの友達と今も交流が続いています。私にとって英語は自分の世界を広げたり、専門的な知識を深めたりする自分の成長の原点です。これまで培ってきた力を生かし、日本と外国をつなぐ存在になりたいと思います。


(※この内容(学年表記含む)は2018年5月取材時のものです。)