自分を追い込むために通学定期も解約

中学では陸上の練習をしすぎて体を壊し、大学受験では浪人に。失敗してもくじけず前に進めるメンタルを鍛えたい、その思いで始めたのがヒッチハイクでの通学です。自分を追い込むために通学定期券も解約し、片道15kmの道のりを行き帰り休むことなくヒッチハイク。1年次の冬から1年半ほど続けました。

精神力を鍛えるだけではなかった

ヒッチハイクは道端でメッセージ掲げてもほとんど無視されます。無理に声をかけても、怪しまれて断られます。僕が求めていたのは、まさにその逆境。毎日続けていると断られることに慣れるだけでなく、乗せてもらいやすい状況(世代、車種、場所、時間帯など)の傾向分析や、声をかける際の自分の表情や自己紹介の言葉選びなど、様々な面を工夫するように。今では全く苦労せずヒッチハイクができます。精神力に加えて、課題に対応する能力も身につきました。将来の目標は、入社した企業でトップの営業になること。断られても課題に対応し、次の提案ができるタフな社会人を目指します。


(※この内容(学年表記含む)は2018年5月取材時のものです。)