今しかできない挑戦をしたい

入学してからずっと「今しかできない挑戦をしたい」と思っていました。 そして3年生のときに出会ったのが、泉北ニュータウンまちびらき50周年事業の一つである「泉北吉本新喜劇プロジェクト」。あの有名な吉本新喜劇を泉北オリジナルの脚本で、住民も参加して行うという、地域をあげた一大プロジェクト。そこに桃大の学生も実行委員として加わり、企画・運営を担うとのことです。もともとイベントの裏方に興味のあった僕は「挑戦するならコレだ!」と参加を決断。少しでも多くの経験ができるよう、学生リーダーにも立候補しました。

地元の方も巻き込んでつくりあげた

堺市長への表敬訪問や、吉本興業との打ち合わせ、協賛企業との交渉、さらに泉北ならではのエピソードを交えたオリジナル脚本の作成、出演する泉北住民の方のオーディションなど、準備期間は半年以上にわたりました。人生で初めての体験の連続でしたが、僕はリーダーとしてメンバー全員が一致団結できるよう采配することが大きな課題でした。苦労もありましたが、長い準備期間を経てついに当日。新喜劇だけでなく、芸人さんやお笑い選手権を勝ち抜いた市民の方による漫才、泉北チアリーディングチームのパフォーマンスなど、地元の方も企業も巻き込んでつくりあげたイベントは、昼夜2公演どちらも満員御礼の大盛況でした。大きな達成感はもちろん、多様な立場の人たちと関わったことから、社会というものを知ることができました。望んでいた「今しかできない挑戦」は、僕にとって素晴らしい経験となりました。


社会学部学生リーダー育成プロジェクト

社会学部のプログラム。社会貢献できる人の育成を目的として、学生の自主的な活動を桃大が支援。授業やゼミの垣根を越えて集まった学生たちが、様々なイベントや活動を企画・運営しながら、実践的に社会調査の手法などを学ぶ。地域とのコラボなども積極的に行われている。


(※この内容(学年表記含む)は2018年5月取材時のものです。)