記憶に残るフライトを

空の移動をただの交通手段ではなく、より記憶に残る特別で快適な移動にできる客室乗務員を目指します。1人1人、機内で求める過ごし方やサービス、ご利用目的が異なります。 その異なるニーズを五感を働かせることでしっかりとキャッチし、寄り添ったサービスを届け、「この飛行機に乗ってよかった。このCAさんのいるフライトで良かった」と思っていただきたい。ご搭乗してくださったお客さまに「今日という日がよりハッピーになった」と少しでも感じて頂けるような、そんな客室乗務員になり、社会やお客さまに貢献していきたいです。
ANAウイングスは全日本空輸(ANA)の国内線の5割を担っており、日本国内をきめ細かく繋ぐ国内線専門の航空会社です。ANAの飛行機をご利用してくださるお客様に機内で快適に安心して過ごしていただけるよう、細心の注意を払いながら広い視野でおもてなしし、安心安全な空の旅をお届けします。"

小学生から航空業界に憧れ

航空業界を知り、憧れをもったのは小学生の頃です。空の上でお客様をおもてなしし、世界中を繋ぐお仕事に魅了され、強い憧れがありました。
そして将来は航空業界で働きたいと改めて強く志望したのは大学生の頃です。やっぱり私は空の上で多くの笑顔を生み出したい、空の移動を安全に届けたい、飛行機でしか味わえない非日常体験や記憶に残るサービスを届けたいと思い、航空業界を志望しました。

キャリアセンターのサポート

キャリアセンターで担当していただいた方の紹介で、ANAの訓練所施設などがあるANA Blue Baseの見学・羽田空港第二ターミナルの見学・座談会などを行うイベントに特別に参加させていただきました。 本格的に就職活動を開始してからは、週1~2回の面談に加え、毎日何通もメールにて相談や添削などをして頂きました。
 エントリーシート作成では、難しい質問に対して一緒に案を考えて頂いたり、私の経験や伝えたいことをさらに深堀りしていただくことで、エントリーシートに書くネタを作成しました。エントリーシートの完成まで添削をして頂き、完璧なものになるまで何度も作り直しと添削を繰り返しました。

万全の面接対策

書類選考を通過して以降は、面接やグループディスカッションに向けた対策や練習を何度も繰り返し行っていただきました。各企業の違いや特性をしっかりと理解すること、気を付けるべき点や面接においてNGな話題や単語など、沢山の事を教えていただき、万全の面接対策をすることが出来ました。キャリアセンターの方とお話しすることで、自分にはない言葉の使い方や表現方法を沢山学ぶことができました。自主練習とキャリアセンターの方との実践的な練習を繰り返すことで自信にも繋がりました。また、常にメンタルや就活の選考状況なども気にかけてくださったことで、常に高いモチベーションで就職活動をすることができました。
添削や面接練習をして頂いた際は必ず、良いところと悪いところ、改善点をしっかりと伝えてくださり、「頑張ってね、大丈夫だからね」と声をかけてくださったのを今でも覚えています。改めて就職活動を振り返ってみても、やはりキャリアセンターの方の支えなしでは内定は取れなかったと思います。

学生生活とアピールポイント

「オープンキャンパススタッフの活動」に取り組んだことが、就活にも役立つ強みになりました。困っている来場者の方の助けや、来場者の方の疑問解決、多くの方に寄り添ったイベント作りや案内を実現した「ホスピタリティ」、約100名のオープンキャンパススタッフをまとめる活動で培った「協調性」、「洞察力」など、様々な強みを身に付けることができました。
「9年間のハンドボールで培った、目標に向かって努力し続ける粘り強さ」も私の強みです。高校2年生の時には、近畿大会入賞という高いチーム目標を掲げ、県を飛び越えて結果を残せるチームを目指しました。その際にぶつかった壁や改善点の模索と努力を繰り返し、粘り強さを培いました。
アルバイトでも貴重な経験をしました。近鉄百貨店にあるフルーツショップでアルバイトし、常にアンテナをはり些細な情報もキャッチすることで、声にならないニーズにも気づけるよう努め、「お客様の心に寄り添ったサービスにつなげる洞察力」が身に付いたと思います。

家族・友人のサポートを信じて

友人や先輩に面接練習をしてもらいました。特に、ともに航空業界を志望する仲間とは、企業研究や会社ごとの対策などに一緒に取り組みました。選考中は互いに相談や、時には弱音を伝えながら、鼓舞しあい乗り越えました。一緒に頑張る仲間がいたからこそ、辛い時も支え合い、嬉しい時は一緒に喜ぶことができました。
家族には、就活用の写真撮影のために和歌山から京都まで車で送ってもらったり、提出する動画撮影などを手伝ってもらいました。
後輩の皆さんも、就職活動において、辛いことや自信を失くすこと、不安で逃げ出したくなることも沢山あると思います。ですが、あなたは1人ではありません。キャリアセンターのスタッフの方々や、同じ志をもつ仲間たち、友人や家族など、あなたを支え応援し、「共にがんばろう!」と言ってくれる人たちが周りにたくさんいます。そんな周りの人たちの助けも借りながら、自分を信じて最後まで頑張ってください。「根拠のない自信」も時には必要です。未来の自分が、今の自分に「よく頑張ったね、ありがとう」と思える日が必ず来ます。不安と緊張を抱えながらも、大事なときこそ自信を持って頑張ってください。きっと大丈夫、うまくいく!応援しています。

(この内容は2025年2月取材時のものです)