『教員おすすめ本 2020』






国際教養学部 社会学部 法学部 経済学部 経営学部

国際教養学部(梅山秀幸先生:推薦文つき)

タ イ ト ル 備考
1. 『デカメロン : 十日物語 全6巻』 ボッカチオ作/野上素一譯  
  ペストがルネッサンスを産み、宗教改革を産みだした。希望をもって生きるために  
2. 『ペスト 改版 』 カミュ [著]/宮崎嶺雄訳  
  アルジェリアのオランという町がペストに襲われた、さて?  
4.a 『疫病と世界史 上』 ウィリアム・H・マクニール著 ; 佐々木昭夫訳  
4.b 『疫病と世界史 下』 ウィリアム・H・マクニール著 ; 佐々木昭夫訳  
  疫病が世界史を作ってきた。  


国際教養学部 社会学部 法学部 経済学部 経営学部

社会学部(白波瀬達也先生:推薦文つき)

タ イ ト ル 備考
1. 『ネットと差別扇動 : フェイク/ヘイト/部落差別』 谷口真由美 [ほか] 著/部落解放・人権研究所編  
  インターネット上で広がる差別の動きをわかりやすく論じた本です。  
2. 『学校では教えてくれない差別と排除の話』 安田浩一著  
  近年の日本で見られる差別と排除の動きをわかりやすく論じた本です。  
3. 『偏見や差別はなぜ起こる? : 心理メカニズムの解明と現象の分析』 北村英哉, 唐沢穣編  
  差別・偏見に関する心理学の研究を整理した本。読みやすいです。  
4. 『フィリピン : 急成長する若き「大国」』 井出穣治著  
  経済的に急成長するフィリピンの歴史と現在がコンパクトにまとめられています。  
5. 『図書館・まち育て・デモクラシー : 瀬戸内市民図書館で考えたこと』 嶋田学著  
  私たちの図書館のイメージを刷新する稀有な一冊です。  
6. 『日本の分断 : 切り離される非大卒若者 (レッグス) たち』 吉川徹著  
  自分たちの置かれた社会的地位を客観視するのに最適の一冊です。  
7. 『教育格差 : 階層・地域・学歴』 松岡亮二著  
  近年の日本の教育格差の具体的なデータに基づき実証した力作です。  
8. 『移民と日本社会 : データで読み解く実態と将来像』 永吉希久子著  
  近年、増加する日本の移民の状況を具体的なデータに基づき分析した本です。  
9. 『ヤンキーと地元 : 解体屋、風俗経営者、ヤミ業者になった沖縄の若者たち』 打越正行著  
  フィールドワークの奥深さ・面白さを味わうならこの一冊でしょう。  
10. 『ヒップホップ・レザレクション : ラップ・ミュージックとキリスト教』 山下壮起著  
  日本でも大人気のヒップホップ。貧困、差別、格差が深刻なアメリカでどのように聴かれているのか深く理解する手がかりになる本です。  
11. 『〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー : ヤンキーの生活世界を描き出す』 知念渉著  
  大阪の教育困難校のフィールドワークから若者の生活実態のリアリティに迫った本です。  


国際教養学部 社会学部 法学部 経済学部 経営学部

法学部(馬場巌先生:推薦文つき)

タ イ ト ル
1.a 『法服の王国 : 小説裁判官 上』 黒木亮著  
1.b 『法服の王国 : 小説裁判官 下』 黒木亮著  
  「裁判官の良心」について考えてください。  
2. 『マンガでわかる民法入門 : 試験に出る民法の基本がやさしくわかる 第2版』 伊藤真監修  
  民法の基本が優しく図解されている。  
3.a 『雄気堂々 上』 城山三郎著  
3.b 『雄気堂々 下』 城山三郎著  
  新一万円の肖像になる日本資本主義の父といわれる渋沢栄一の伝記ものです。  
4. 『遠い約束』 室積光著  
  この小説を読んで戦争と平和について考えてほしい。  
5. 『黒い巨塔 : 最高裁判所』 瀬木比呂志 [著]  
  この小説はフィクションであるが、普段あまり知ることのできない最高裁判所の裁判官の政治や権力に対する姿勢がよくわかる。  




国際教養学部 社会学部 法学部 経済学部 経営学部

経済学部(荒木英一先生:推薦文つき)

タ イ ト ル 備考
1. 『中学の知識でオイラーの公式がわかる』 鈴木貫太郎著  
  映画「博士の愛した数式」にも登場するオイラーの公式。「人類の至宝」とも呼ばれるこの数式を、中学数学から出発して必要な知識を一つずつ補いながら、証明してみようという本です。到達点は、世の多くの人には無縁の風景。「オレは文系でも理系でもなく、落ちこぼれ系」と自嘲する著者が、一歩ずつ学ぶことの大切さと楽しさを伝えてくれます。(YouTubeに解説動画あり)  
2. 『AI vs.教科書が読めない子どもたち』 新井紀子著  
  「AIは神になる?AIが人類を滅ぼす?シンギュラリティが到来する?ーそんなのは、ぜんぶウソです」。AI開発・研究の第一人者が、現在のAIブームを冷静に分析します。そして、今後の日本社会と、それを支える若い人たちにとって、ほんとうに大切なことは何かを熱く語っています。(TEDに講演動画あり)  
3. 『人口と日本経済 : 長寿、イノベーション、経済成長』 吉川洋著  
  少子高齢化は、日本経済がかかえる深刻な問題。しかし、ニッポンの未来は、決して暗くはない。高齢化により、医療システムをはじめ、建物や流通、公共交通や都市のあり方にいたるまで、社会のさまざまなものが変化し、イノベーション(革新)が生じる。そこにこそ日本の勝機があると、本書は主張します。  
4. 『移民とAIは日本を変えるか』 翁邦雄著  
  移民(外国人労働者)の増加と、人間にかわって仕事をするAI技術の進化は、どちらも、少子化(「生産年齢人口」の減少)に直面する日本にとって、とても重要なテーマです。本書は、このふたつを、経済学者の視点から考察したもの。専門書なのですこし難しいのですが、移民問題の複雑さや「大失業時代」などに関する興味深い分析が満載。  
5. 『反日種族主義 : 日韓危機の根源』 李栄薫編著  
  正しい歴史認識とは何でしょうか。新聞やテレビや学校の先生が教えることだけが真実とはかぎりません。慰安婦・徴用工などをめぐって日韓関係はこじれる一方ですが、この本は、韓国人の経済史学者が、韓国社会のタブーに挑戦して、韓国側の歴史認識の過ちを指摘したものです。(YouTubeに解説動画あり)  
6. 『日本統治下の朝鮮 : 統計と実証研究は何を語るか』 木村光彦著  
  著者は日本の経済史学者で、一貫して、統計資料にもとづく実証研究を指向してこられたようです。「日本の植民地支配ーそれは収奪だけだったのか」。このテーマで英文学術誌にも研究論文を公刊しておられます。新聞やテレビや学校の先生が教えることだけが真実とはかぎりません。あれこれ自分で自由に考えてみる時間が、大学生にはたくさんありますね。  


国際教養学部 社会学部 法学部 経済学部 経営学部

経営学部(金光明雄先生:推薦文つき)

タ イ ト ル 備考
1. 『人生を面白くする本物の教養』 出口治明著  
  人生を豊かにする教養を深めたい人にお薦めの一冊です。  
2. 『イチロー流「最善主義」で夢を叶える』 児玉光雄著  
  元プロ野球選手イチローの言葉から、人生を切り開くヒントを読み解いています。  
3. 『思考を鍛えるメモ力』 齋藤孝著  
  メモにより思考を鍛え、本質を把握する力を養う方法が解説されています。  
4. 『伝えることから始めよう』 高田明著  
  伝わるコミュニケーションのエッセンスとノウハウが筆者の経験をもとに紹介されています。  
5. 『数学的コミュニケーション入門 : 「なるほど」と言わせる数字・論理・話し方』 深沢真太郎著  
  数字と論理を駆使してコミュニケーションの質を飛躍的に高めていくためのスキルが解説されています。  
6. 『99・9%は仮説 : 思いこみで判断しないための考え方』 竹内薫著  
  常識、先入観、固定観念にとらわれない科学的なものの見方を身につけることができます。  
7. 『データ分析をマスターする12のレッスン』 畑農鋭矢, 水落正明著  
  基本的なデータ分析手法を学ぶことができます。  
8. 『1からの経営学 第2版』 加護野忠男, 吉村典久編著  
  経営学の入門書として、具体的な事例を用いて、経営学の基礎知識を解説しています。  
9. 『経営学入門 : 経験から学ぶ 第2版』 上林憲雄 [ほか] 著  
  経営学の入門書として、具体的な事例や調査を利用して、企業経営の仕組みと理論を明らかにしています。  
10. 『稲盛和夫の実学 : 経営と会計』 稲盛和夫著  
  筆者の経営哲学をベースに、「経営のための会計学」が語られています。