12月12日(金)午後7時から聖ヨハネホールにおいて、大学開学55周年記念プロジェクトの一環として、「Whisky, Massan and Momoyama : Whisky Night at St. Andrew’s Bar」を開催しました。
本学HPでもご紹介しておりますとおり、現在NHKで朝の連続テレビ小説「マッサン」が放映されています。このドラマは、ニッカウヰスキーの創業者竹鶴政孝(マッサン)が、妻リタと共に、日本初の本格ウイスキー製造に奮闘した実話をモデルとしています。マッサンが、桃山学院で化学の教諭として勤務していたことがあったこと、彼がウイスキーづくりを学ぶため留学し、妻のリタと出会ったのがスコットランドであったこと、また、本学の学院章は、イエス・キリストの最初の弟子であるSt. Andrewにちなんでデザインされていますが、スコットランドの守護聖人もSt. Andrewです。これらにちなんで、マッサン、ウイスキー、スコットランドをテーマに今回のイベントを開催しました。
会場は、タータンチェックで装飾され、参加者もタータンチェックを身につけて、スコットランド気分を盛り上げました。まずは、叶屋教育支援課長より、マッサンおよびウイスキーについての説明があり、その後、日本人学生と留学生とのペアによるウイスキーに関する豆知識プレゼンテーションで、世界各国での製造方法の違い、英語表記の違い、また各国でのウイスキーの楽しみ方の違いなどに触れました。参加者はウイスキーの知識を得たうえで、スコットランドと日本の2種類のウイスキーをテイスティングし、香り、味の大きな違いに驚いていました。
イベントの最後には、スコットランド民謡で日本でもよく知られている「蛍の光」を英語で歌いました。日本では別れの歌として卒業式やお店の閉店時などに使われることが多いこの曲ですが、スコットランドをはじめ欧米では、大みそかや新年の歌として定着しているとの違いなども紹介されました。ウイスキーを楽しみながらも、スコットランドの文化や桃山学院の歴史などについて理解を深めたイベントとなりました。
マッサン、ウイスキー、スコットランドをテーマにした大学開学55周年記念イベントは、12月17日(水)~23日(火)まで、「スコットランドウィーク」として、バグパイプミニコンサート(18日12:50, 13:30, 17:00開演、聖ヨハネホールおよびチャペルにて)、スコットランド映画上映会(17日13:00, 18日13:00, 19日13:00, 22日16:40, 23日15:00 聖ヨハネ館教室にて)などが行われます。
期間中、聖ヨハネ館ではスコットランドやウイスキーにちなんだ音楽が流れ、タータンチェックの装飾が施されるなど、スコットランドの雰囲気に浸ることができます。皆さま、是非お楽しみください。