3月17日、「2014年度 桃山学院大学社会調査士取得者表彰式」が、本学チャペルにおいて行われました。資格を取得されたのは社会学部社会学科の竹森文香さん、論文タイトルは「『選ばれる』地域—南大阪地域における『食と農』をめぐる新展開から」です。本論文は、南大阪の地域活性化をめざす活動にかかわるレストラン経営者や食材を供給する農家の方々に対するインタビューから、人々のネットワークの形成や特質について明らかにし、今後の日本における地域活性化の課題について考察しています。
桃山学院大学社会調査士は全国でも珍しい本学独自の調査資格です。本学では、社会調査協会が認定する社会調査士制度が整うより以前から社会調査教育に力を入れ、独自の社会調査士資格を認定してきました。社会調査士は社会調査の専門知識や社会調査スキルを習得したことを証明する資格ですが、桃山学院大学社会調査士は、これに加えて、論文の問題意識や仮説、論理的構成、分析のたしかさといった社会調査の実務家に要求される能力を認定する制度です。そのため、資格の取得も一般の社会調査士の認定より難しいもので、本学社会学部の特色であります。
対象論文は「社会調査実習報告書」にまとめられ、本学図書館で閲覧することができます。
桃山学院大学社会調査士は全国でも珍しい本学独自の調査資格です。本学では、社会調査協会が認定する社会調査士制度が整うより以前から社会調査教育に力を入れ、独自の社会調査士資格を認定してきました。社会調査士は社会調査の専門知識や社会調査スキルを習得したことを証明する資格ですが、桃山学院大学社会調査士は、これに加えて、論文の問題意識や仮説、論理的構成、分析のたしかさといった社会調査の実務家に要求される能力を認定する制度です。そのため、資格の取得も一般の社会調査士の認定より難しいもので、本学社会学部の特色であります。
対象論文は「社会調査実習報告書」にまとめられ、本学図書館で閲覧することができます。