5月29日(金)、社会学部・学生リーダー育成プロジェクト「社会調査応用プログラム」に参加している社会学部3年次生の西田希帆さんが執筆した記事が東洋経済オンラインに掲載されました。
記事は、2012年度から本プログラムにご協力いただいている博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー原田曜平氏が東洋経済オンラインで連載する『さとり世代は日本を救うか?』のひとつとして掲載されたものです。記事のタイトルは「仲間同士で『けなし合う』若者たちの心理-大人には驚きの『愛情表現』」で、近年の若者のコミュニケーションの仕方をインタビュー調査に基づいて分析しています。大人世代からは理解しにくい、仲がよいのに「けなし合う」という若者の独特のコミュニケーションのとり方を、その三つの働き・機能という点から分析し、そのようなコミュニケーションが広まっている社会的な背景を考察しています。
この記事のテーマは西田さんが若者研で提案し、大部分を単独で執筆しましたが、記事執筆のプロセスでは、原田氏をはじめとする博報堂のアナリストの方々や東洋経済オンラインの編集者の方など多くの方たちからコメントやご指導をいただきました。
また、関西の若者だけなく東京の若者にもインタビューを行なうため、原田氏が主催する若者研に参加する東京の大学生のみなさんにも協力してもらうなど、他大学の学生とも交流を深めました。西田さんは将来出版関係の仕事に就きたいと考えており、自身の将来について考えていくうえでも貴重な経験となりました。
「社会調査応用プログラム」では、今年度も様々な活動を計画しており、プログラムに参加する学生たちの活躍が楽しみです。
西田希帆さん(社会学部3年次生)
「若者研」の様子
「若者研」での発表の様子