7月5日（火）、多数のメディアで活躍されているフリージャーナリスト西谷文和氏を講師にお迎えし、2016年度国際教養学部春学期公開講演会「戦火の子どもたちに学んだこと ～アフガン・シリア戦争の今～」を開催しました。

西谷氏は、「人が戦争をする理由は何か、なぜ戦争は終わらないのか」をテーマに、紛争地での取材を通じて目の当たりにしたこと、感じたことなどを中心にお話をされました。また、破壊された街や被害にあった人のインタビューなどの様子がスクリーンに映し出され、戦争の惨禍を思い知らされることとなりました。

質疑応答の場面では、「なぜ命の危険を冒してまで現地取材にいくのですか」という質問があり、西谷氏は「多くの人に戦争の現状を知ってもらい、考えるきっかけにしてもらうためです」と返答、改めて西谷氏の仕事にかける熱い思いが伝わってきました。