バディ制度

留学生の学生生活を1名~数名の少人数グループでサポート

バディ制度

 海外協定校から受け入れる交換留学生や短期日本語研修生の日本での生活を、担当の学生が1名~数名の少人数グループでサポートするのがバディー制度です。
 来日前にメールを交換するところからはじまり、在学中の学びや日常生活をサポートしていく中で、留学生と強い絆を築いていくことができます。


●申し込み方法
 M-Portに記載の「Buddyプログラム募集について」の内容をご確認ください。
 誓約書を印刷、署名のうえ、国際センター窓口(聖ヨハネ館2F)へ提出します。

【各プログラムの留学生受入れ時期】
■交換留学プログラム
 ①3月下旬から1学期または2学期間 ②9月中旬から1学期または2学期

■日本語プログラム
 7月初旬からの約3週間

※交換留学生の到着後に、国際センターが顔合わせの場を設けます。
※希望者多数の場合は、抽選のうえマッチングを行います。


●ルールや条件は?
 バディープログラムに参加するにあたり、下記のルールを必ず確認し、遵守してください(※)。
   1. 国や地域の指定は出来ない(言語の希望を出すことは可能です)
   2.国際センター主催のオリエンテーションには必ず出席すること
   3.週に1回はバディーと会う機会を設けること
   4.相手のバディーとの十分な信頼関係が築かれるまでは、公共の場所で会うこと
   5.バディープログラムを通じて得た個人情報は安全に管理すること
   6.バディーとトラブルが発生した場合は、速やかに国際センターに報告、相談すること
 ※ルールを守らなかった方は、次回以降のバディーをお断りしますのでご注意ください。

●英語が出来ないとバディーにはなれないの?
 交換留学生は、日本語または英語で大学講義を受講できることを条件としています。
 よって、英語を選択する交換留学生のバディーとなる人は、最低限の英語でメールのやりとりや日常生活のサポートが出来ることが必要です。
 但し、日本語を学んでいる留学生に対しては、可能な限り日本語で接してあげてください。

参加者の声➀

 【国際体験の第一歩】 国際教養学部1年

 私は入学する前からバディー制度に参加したいと思っており、入学後の今年6月に応募しました。そして7月の1ヶ月間のバディーに採用され、フランス人留学生のEstelleとバディーを組むことができました。日本語以外の言語を話す経験がほとんどない私にとって不安もありましたが、会う前から連絡を取り合う中で、早く会って話したいというワクワクする感情が生まれてきました。彼女は浴衣を着ることに憧れていて、「早く着たい!!」と言っていました。Estelleが大学に来たとき、早速浴衣の話をしたことをよく覚えています。

 Estelleも含めた留学生のみんなとご飯を食べに行ったとき、フランスと韓国の手遊びを教えてもらいました。日本の手遊びと似ているようで違っていて、歌も面白く、日本よりセンスがあるなと思いました。

 このバディー制度で、教えたり教えてもらったりすることによって、お互いの文化や言葉などを知ることができました。私はこれが国際体験の第一歩目です。Estelleと出会えて本当に良かったです。またいつか、彼女に会えることを楽しみにしています。

参加者の声②

 【2年後の再会】 国際教養学部4年

 私が現在バディーを組んでいる、フランス人留学生のValentineとの出会いや再会に至るまでを紹介します。初めて彼女に会ったのは、2年前に彼女が短期留学で桃山に来た時。彼女を一目見たときから、話をしてみたいという気持ちがありました。そんなある日、彼女と目が合い微笑んでくれたのです。その時に声を掛ける決心をしました。しかし当時はお昼の時間帯でしか会うことが出来ず、実際に話をしたのは2回だけでした。なので、LINEを交換し、帰国した後もお互いの好きなゲームやアニメについて話をしました。

 昨年、彼女から「桃山へ半年留学する」と聞き、私は信じられない気持ちになりました。もう一度彼女に会うことが出来る!と思ったからです。彼女が日本に来る日を指折り数えながら待ち、実際に会えた日の事は、今後忘れることはないと思います。

 彼女が日本に来てからは、お昼を一緒に食べたり、映画を観に行ったりと楽しい時間を過ごしています。彼女が帰国するまで約3か月ですが、大切な思い出を沢山作りたいと思います。