プログラム概要
現代における核兵器の問題に関する学習プロジェクトを通じて、「平和とは何か」について深く考えることを目的としています。
参加学生は、設定したテーマのもとチームでプロジェクト学習を進めるとともに、本学と協定のある長崎大学の協力を得て、長崎へのフィールドトリップを行い、現地で被爆の実相について学びます。
本プロジェクトは交換留学生の参加を見込んでいることから、事前事後研修を含め、原則として英語で実施されます。

プログラムに関わる詳細情報
派遣先 | 長崎大学/長崎県 |
募集人数 | 5~10名 |
実施期間 | 8月7日(木)~9日(土) 2泊3日 |
滞在場所 | 長崎市内のホテル |
参加費用 | 約4万円 ※参加費用は、「宿泊費用」、「研修先までの交通費」です。 参加人数により、費用は異なります。 ※別途、自己負担費用として保険料などが発生します。 |
フィールドワーク | 長崎市内 |
その他 | 事前、事後研修が10回程度(基本的に平日5限)あります。 |
目的と内容
・核兵器問題についての講義と学生主導のプロジェクト学習を通じて、 核兵器に関する基本的な問題を自分の言葉で説明できるようになる。
・課題設定や計画立案、グループでのリサーチやディスカッション等の協働作業をとおし、 戦争と平和への理解を深めるとともに、自主性や協調性、コミュニケーションスキルを身につける。

特徴
《プロジェクト学習》
・核兵器問題における講義と学生主導のプロジェクト学習
・プロジェクトについて長崎大学の学生と意見交換(予定)
・国際平和イベントにおいて共同でイベントを企画
《フィールドトリップ》
・原爆資料館を訪問
・国際平和イベントにおいてイベントを共同実施
・平和祈念式典への参加
・長崎大学での平和プロジェクトの成果を発表

研修先
長崎大学
長崎大学は、1857年にオランダ人医師ポンペ・ファン・メールデルフォールトによる
医学伝習を創基とし、1949年に新制大学として設立されました。 現在、10学部6
研究科1学環3研究所および長崎大学病院を有する総合大学として発展しています。
大学の理念として、長崎の伝統的文化を継承し、豊かな心を育み、地球の平和を支え
る科学を創造することで、社会の調和的発展に貢献することを掲げています。

フィールドワーク
長崎市内
長崎県は、1945年に原爆が投下された地として、現在は平和の発信地として核廃絶
を訴えています。毎年8月9日の平和祈念式典では、核兵器廃絶と戦争のない世界を
訴えています。
フィールドワークで訪れる長崎原爆資料館は、戦争の恐ろしさと平和への祈りを次世代
へ伝える施設です。また、出島を通じたヨーロッパとの貿易やキリシタンの歴史を持ち、
多文化が共存する街です。
