スペイン語を話す女優さんに憧れて

私は1年生の春休みにスペイン語の語学研修に参加しました。
大学に入るまでは一度もスペイン語を勉強したことがなかったのですが、授業でスペイン語を履修しました。
国際教養学部では必修科目の英語に加え、初修外国語(中国語、韓国語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、フランス語)の中から1つ学修言語を選択します。
私の大好きな日本の女優さんが流暢にスペイン語を話している姿を見て、私もスペイン語を学んでみたいと思ったのがスペイン語を選択したきっかけです。

きっかけは大好きな女優さんだったと話す馬場さん

研修で訪れたスペイン南部の街、グラナダ

研修ではスペインのグラナダという街を訪れました。グラナダはスペイン南部アンダルシア地方に位置し、古い建物が建ち並ぶ歴史的な街です。 世界遺産のアルハンブラ宮殿が街で最も有名な観光スポットになっています。アルハンブラ宮殿はイスラム建築とキリスト教建築が融合した、スペインの歴史と文化を象徴するような建築物です。

私が滞在したホームステイ先の家からはアルハンブラ宮殿が見え、毎日、世界遺産を眺めながら生活するという、とても贅沢な環境で研修生活を送ることができました。 グラナダは落ち着いた街で、治安も良く、留学には最適な場所だと思います。

石造りの建物が並ぶグラナダの街並み

世界遺産のアルハンブラ宮殿(外観)

世界遺産のアルハンブラ宮殿(内観)

多様な国籍のクラスメイトと

現地の学校ではスペイン語のレベルによって0(初級レベル)から9(上級レベル)まで細かくクラス分けされています。私はまだスペイン語を勉強し始めたばかりだったのでレベル2のクラスに入り勉強をしました。
クラスには中国や韓国、ネパール、トルコ、オランダなどから来た学生がいて、医学や生物学を学ぶためにスペイン語を学んでいる人もいました。多様なバックグラウンドを持つ人々と一緒にスペイン語を学ぶことができ、とても良い刺激になりました。

また、研修中には何度かフィールドトリップがあり、アルハンブラ宮殿や、グラナダから少し離れたマラガやコルドバという街を訪れることができたのも良い経験でした。

スペイン語を学ぶクラスメイトと馬場さん

フィールドトリップの様子①

フィールドトリップの様子②

フィールドトリップの様子③

お気に入りは生ハムのサンドイッチ

海外の食事は自分に合うのかなと心配していたのですが、グラナダではどの料理もとても美味しく、食事に困ることはありませんでした。 また、私のホストファミリーも料理がすごく上手だったので、毎日美味しい食事を楽しむことができました。

街中にはカフェやレストランがたくさんあり、特に私のお気に入りだったのが生ハムのサンドイッチです。 授業の終わりにクラスメイトとよくサンドイッチ店巡りをしていました。

馬場さんお気に入りのサンドイッチ店

研修に参加してみて

研修は約1ヶ月間でしたが、ようやく耳が慣れてきて会話の内容も少し理解できるようになってきた時に帰国日を迎えたので、もう少し現地にいたい、という思いが強かったです。

約1ヶ月という短い期間でしたが、研修参加前より確実にスペイン語を理解する力はついたと思います。 ただ、まだまだ語彙力が弱く、会話すのにも躊躇してしまうので、今後は語彙力を向上させ、もっと自信を持って会話ができるよう努力していきたいと思います。

現地での授業の様子

今後はスペイン語での交換留学に挑戦!

現在、私は大学2年生ですが、研修の経験を生かしてスペイン語の勉強を続けています。 来年度からはスペイン人の先生が担当するゼミに入り、スペインの歴史や建築、芸術など、文化的な側面についても学ぶ予定です。

今後は在学中にスペイン語での交換留学に挑戦したいなと思っているので、言語の修得だけではなくスペイン文化についての理解も深めていけるように頑張っていきたいです。


(※この内容は2025年1月取材時のものです。)

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