桃山学院教育大学は、2018年4月に開設以来、着実な歩みを続け多数の教員および公務員の採用者を輩出するなど地域社会に貢献してまいりました。これらを更に発展させていくために、この度、学校法人桃山学院（大阪府大阪市、理事長 出田善蔵）は、桃山学院教育大学（大阪府堺市、学長 中野瑞彦）を同法人内にある桃山学院大学（大阪府和泉市、学長 中野瑞彦）と統合し、現在の桃山学院教育大学人間教育学部を2025年4月に、桃山学院大学の新たな学部として設置します（設置認可申請中）
※設置計画は現在認可申請中であり、状況などにより内容に変更が生じる場合があります。
【本件のポイント】
○桃山学院教育大学は、2018年に開設以来、教員および公務員の採用試験合格者を飛躍的に伸ばしてまいりました。（参考 https://www.andrew-edu.ac.jp/result2023/）
○この教育分野での実績を、社会科学系の学部との連携により、社会課題の解決に役立てるため、学校法人桃山学院は、2025年4月に桃山学院大学と桃山学院教育大学を統合し、7学部8学科を擁する大学として、現在の桃山学院教育大学人間教育学部を2025年4月に、桃山学院大学の新たな学部として設置します※。
○桃山学院大学人間教育学部の教育研究の拠点は、2025年4月に桃山学院大学のメインキャンパスである和泉キャンパスとします。
○桃山学院大学人間教育学部については、従前の教育理念、目的、カリキュラム、および正課・正課外活動、教員組織等を原則として継承します。人間教育学部の各種実習室等は、和泉キャンパスをリノベーションし設置します。
○堺キャンパス（現・桃山学院教育大学所在地）については、当面の間、課外活動やスポーツ交流等で活用する予定です。
○桃山学院大学と桃山学院教育大学は、既に学院内連携の一環として、就職活動支援、入試実施や地域連携活動等において連携しています。
※設置計画は現在認可申請中であり、状況などにより内容に変更が生じる場合があります。
【詳細】
◎大学統合の背景と目的
桃山学院は、1884年（明治17年）に英国聖公会宣教協会（CMS）が大阪川口外国人居留地（現大阪市西区川口）に三一小学校（Boys' School）を創設したことから始まりました。以後、幾多の変遷を経て、桃山学院中学校（大阪市）、桃山学院高等学校（大阪市）、桃山学院大学（和泉市、大阪市）、桃山学院教育大学（堺市）の4校を3つのキャンパスで運営しております。それぞれの設置校において、一貫して建学の本旨であるキリスト教精神に基づいた教育を行い、永い歴史のなかで優秀な卒業生を多数輩出し、社会から一定の評価を得るまでに成長してまいりました。
特に、2018年に開設した桃山学院教育大学は、少人数教育、きめ細かで誰一人取り残さない教育等を展開し、教員採用試験の合格実績が大幅に増加する等、短期間で飛躍的に発展してきています。これらを更に発展させていくためには、多様な価値観をもつ学生同士の交流をはじめ、教養科目の選択肢を増やすこと、課外活動と施設設備などの充実が必要となります。
現代社会は「気候変動」「少子高齢化」「テクノロジーの進展」「国際情勢の悪化」「新型コロナウイルス」といった様々な問題を抱え、少し先の将来も見通せない「予測困難な時代」となっております。このような社会において140年近く「世界の市民の養成」を続けた教育内容を、さらに未来に繋げるため、将来展望を踏まえて理事会における議論を重ねた結果、桃山学院大学と桃山学院教育大学における教育・研究体制の一層の充実、教育の質の向上、大学としての認知度、評価の向上、および法人運営と組織体制の強化など、今後の本法人に求められるあらゆる観点から、2大学を統合し、それぞれにおける教育を、従来以上に緊密な連携をすることが必要という結論に至りました。
今後、桃山学院大学と桃山学院教育大学の教育方針の融合を図りながら、学修環境をより充実させてまいります。
◎大学統合による教育的効果
①桃山学院大学と桃山学院教育大学は、それぞれ学問分野の異なる大学であり、桃山学院大学には、社会・人文科学の学問分野に専門性と強みがあり、桃山学院教育大学は教育学分野に専門性と強みがあります。これらが合流し、より強固に組み合わさることにより、地域における社会課題解決に寄与することができます。
②大学統合により、学生数7,000名規模の大学となります。多様な考えをもった学生同士の交流の機会がさらに増えます。また、和泉キャンパスの充実した施設・設備、豊富な国際体験の機会、強力な就職支援体制により、人間教育学部の学生にとって大きな学修環境の改善をもたらします。これらにより、これまで以上に幅広い教養や広い視野、豊かな人間性を身につけた教員を養成することが可能と考えます。
◎大学統合の予定時期
2025年4月
※設置計画は現在認可申請中であり、状況などにより内容に変更が生じる場合があります。
◎学籍について
大学統合日前に入学した桃山学院教育大学の在学生については、大学統合後、桃山学院大学の学生となる予定です。
【桃山学院大学 概要】
・開 学：1959年
・所在地：［和泉キャンパス］大阪府和泉市まなび野1-1
［あべのキャンパス］大阪市阿倍野区昭和町3-1-57
・学部学科：［和泉キャンパス］経営学部経営学科、経済学部経済学科、社会学部社会学科、社会学部ソーシャルデザイン学科、国際教養学部英語・国際文化学科、法学部法律学科
［あべのキャンパス］ビジネスデザイン学部ビジネスデザイン学科
・大学院：文学研究科、社会学研究科、経済学研究科、経営学研究科
・学生数：［学部生］6,814名 ［大学院生］62名（2023年5月1日現在）
・公式Webサイト：https://www.andrew.ac.jp/
【桃山学院教育大学 概要】
・開 学：1996年プール学院大学開学。2018年プール学院大学の設置者を学校法人桃山学院に変更し、桃山学院教育大学としてスタート。
・所在地：大阪府堺市南区槇塚台4-5-1
・学部学科：人間教育学部人間教育学科
・学生数：885名（2023年5月1日現在）
・公式Webサイト：https://www.andrew-edu.ac.jp/
【学校法人桃山学院将来構想】
本学院においては、2024年に学院創立140周年を迎えるにあたり、2050年を見据えた将来構想を策定しました。将来構想では、これまでの中学校、高等学校、大学の生徒や学生層だけでなく、小学生、社会人、シニア、外国人を含めた総合的な教育サービスを和泉市や堺市に留まらず、南大阪や南関西に展開することを謳っています。また、これからの桃山学院は、地域と共に発展し、人口問題、少子高齢化問題、外国人受け入れ問題などの地域の社会課題解決に寄与してまいります。（参考 https://www.andrew.ac.jp/gakuin/vision/）
【本件に関する問合せ】
学校法人桃山学院 総務部 E-mail info-momoyama@andrew.ac.jp
※設置計画は現在認可申請中であり、状況などにより内容に変更が生じる場合があります。
【本件のポイント】
○桃山学院教育大学は、2018年に開設以来、教員および公務員の採用試験合格者を飛躍的に伸ばしてまいりました。（参考 https://www.andrew-edu.ac.jp/result2023/）
○この教育分野での実績を、社会科学系の学部との連携により、社会課題の解決に役立てるため、学校法人桃山学院は、2025年4月に桃山学院大学と桃山学院教育大学を統合し、7学部8学科を擁する大学として、現在の桃山学院教育大学人間教育学部を2025年4月に、桃山学院大学の新たな学部として設置します※。
○桃山学院大学人間教育学部の教育研究の拠点は、2025年4月に桃山学院大学のメインキャンパスである和泉キャンパスとします。
○桃山学院大学人間教育学部については、従前の教育理念、目的、カリキュラム、および正課・正課外活動、教員組織等を原則として継承します。人間教育学部の各種実習室等は、和泉キャンパスをリノベーションし設置します。
○堺キャンパス（現・桃山学院教育大学所在地）については、当面の間、課外活動やスポーツ交流等で活用する予定です。
○桃山学院大学と桃山学院教育大学は、既に学院内連携の一環として、就職活動支援、入試実施や地域連携活動等において連携しています。
※設置計画は現在認可申請中であり、状況などにより内容に変更が生じる場合があります。
【詳細】
◎大学統合の背景と目的
桃山学院は、1884年（明治17年）に英国聖公会宣教協会（CMS）が大阪川口外国人居留地（現大阪市西区川口）に三一小学校（Boys' School）を創設したことから始まりました。以後、幾多の変遷を経て、桃山学院中学校（大阪市）、桃山学院高等学校（大阪市）、桃山学院大学（和泉市、大阪市）、桃山学院教育大学（堺市）の4校を3つのキャンパスで運営しております。それぞれの設置校において、一貫して建学の本旨であるキリスト教精神に基づいた教育を行い、永い歴史のなかで優秀な卒業生を多数輩出し、社会から一定の評価を得るまでに成長してまいりました。
特に、2018年に開設した桃山学院教育大学は、少人数教育、きめ細かで誰一人取り残さない教育等を展開し、教員採用試験の合格実績が大幅に増加する等、短期間で飛躍的に発展してきています。これらを更に発展させていくためには、多様な価値観をもつ学生同士の交流をはじめ、教養科目の選択肢を増やすこと、課外活動と施設設備などの充実が必要となります。
現代社会は「気候変動」「少子高齢化」「テクノロジーの進展」「国際情勢の悪化」「新型コロナウイルス」といった様々な問題を抱え、少し先の将来も見通せない「予測困難な時代」となっております。このような社会において140年近く「世界の市民の養成」を続けた教育内容を、さらに未来に繋げるため、将来展望を踏まえて理事会における議論を重ねた結果、桃山学院大学と桃山学院教育大学における教育・研究体制の一層の充実、教育の質の向上、大学としての認知度、評価の向上、および法人運営と組織体制の強化など、今後の本法人に求められるあらゆる観点から、2大学を統合し、それぞれにおける教育を、従来以上に緊密な連携をすることが必要という結論に至りました。
今後、桃山学院大学と桃山学院教育大学の教育方針の融合を図りながら、学修環境をより充実させてまいります。
◎大学統合による教育的効果
①桃山学院大学と桃山学院教育大学は、それぞれ学問分野の異なる大学であり、桃山学院大学には、社会・人文科学の学問分野に専門性と強みがあり、桃山学院教育大学は教育学分野に専門性と強みがあります。これらが合流し、より強固に組み合わさることにより、地域における社会課題解決に寄与することができます。
②大学統合により、学生数7,000名規模の大学となります。多様な考えをもった学生同士の交流の機会がさらに増えます。また、和泉キャンパスの充実した施設・設備、豊富な国際体験の機会、強力な就職支援体制により、人間教育学部の学生にとって大きな学修環境の改善をもたらします。これらにより、これまで以上に幅広い教養や広い視野、豊かな人間性を身につけた教員を養成することが可能と考えます。
◎大学統合の予定時期
2025年4月
※設置計画は現在認可申請中であり、状況などにより内容に変更が生じる場合があります。
◎学籍について
大学統合日前に入学した桃山学院教育大学の在学生については、大学統合後、桃山学院大学の学生となる予定です。
【桃山学院大学 概要】
・開 学：1959年
・所在地：［和泉キャンパス］大阪府和泉市まなび野1-1
［あべのキャンパス］大阪市阿倍野区昭和町3-1-57
・学部学科：［和泉キャンパス］経営学部経営学科、経済学部経済学科、社会学部社会学科、社会学部ソーシャルデザイン学科、国際教養学部英語・国際文化学科、法学部法律学科
［あべのキャンパス］ビジネスデザイン学部ビジネスデザイン学科
・大学院：文学研究科、社会学研究科、経済学研究科、経営学研究科
・学生数：［学部生］6,814名 ［大学院生］62名（2023年5月1日現在）
・公式Webサイト：https://www.andrew.ac.jp/
【桃山学院教育大学 概要】
・開 学：1996年プール学院大学開学。2018年プール学院大学の設置者を学校法人桃山学院に変更し、桃山学院教育大学としてスタート。
・所在地：大阪府堺市南区槇塚台4-5-1
・学部学科：人間教育学部人間教育学科
・学生数：885名（2023年5月1日現在）
・公式Webサイト：https://www.andrew-edu.ac.jp/
【学校法人桃山学院将来構想】
本学院においては、2024年に学院創立140周年を迎えるにあたり、2050年を見据えた将来構想を策定しました。将来構想では、これまでの中学校、高等学校、大学の生徒や学生層だけでなく、小学生、社会人、シニア、外国人を含めた総合的な教育サービスを和泉市や堺市に留まらず、南大阪や南関西に展開することを謳っています。また、これからの桃山学院は、地域と共に発展し、人口問題、少子高齢化問題、外国人受け入れ問題などの地域の社会課題解決に寄与してまいります。（参考 https://www.andrew.ac.jp/gakuin/vision/）
【本件に関する問合せ】
学校法人桃山学院 総務部 E-mail info-momoyama@andrew.ac.jp
