桃山学院

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桃山学院を維持し、発展させる

桃山学院 理事長

桃山学院は、1884(明治17)年に英国聖公会宣教協会(CMS)から派遣された宣教師たちにより、大阪の川口外国人居留地(大阪市西区)に三一小学校(男子英学校)が創設されたことに端を発します。以後、高等英学校や中学校の開設、キャンパスの移転など幾多の変遷を経て、昭和町キャンパスに桃山学院中学校と桃山学院高等学校を、和泉キャンパスに桃山学院大学を開設するに至りました。

その後、2018年4月に堺キャンパスに桃山学院教育大学を開設、2019年4月には大阪市内に桃山学院大学経営学部ビジネスデザイン学科を設置しました。2021年4月には、あべのキャンパスにおいてビジネスデザイン学科がビジネスデザイン学部へと発展し、2022年4月には和泉キャンパスにおいて社会学部社会福祉学科を社会学部ソーシャルデザイン学科へと改組しました。

そして、2025年4月には桃山学院大学は桃山学院教育大学との統合により人間教育学部を設置し、7学部8学科、学生数約8,000人の文系総合大学になります。和泉キャンパスには地域連携の拠点となる新棟「エレノア館」が建設され、新入生を迎え入れる準備が着々と進んでいます。さらに、2026年4月に、本学にとって初となる理系学部「工学部」を設置するため計画・検討が進められています。

本学院は一貫して建学の本旨であるキリスト教精神に基づいた教育を行い、長い歴史のなかで社会の各界において幅広く活用する優秀な卒業生を多数輩出してきました。しかしながら、昨今の少子・高齢化等の社会情勢の著しい変化により、本学院の経営環境は他の学校法人同様厳しい局面を迎えております。

こうした時代にあっても、本学の使命は「世界の市民」を養成する教育理念のもと、社会の各種リソースを活用しながら、教育と研究を継続・発展させ将来の社会を担う人材を育成することです。和泉キャンパスは、学校法人桃山学院の将来構想「7つのキャンパス整備コンセプト」に基づき、環境に配慮した未来志向の循環社会型キャンパスを目指します。

そのためには、教育研究活動を支えるための財政基盤の確立を図ることが極めて重要であり、これまでも懸命に経費削減等の自助努力に励んで参りましたが、本学院を今後も維持し、永続的に発展させていくためには、皆様からのなお一層のご支援が不可欠です。

先達が育んでこられた精神と叡智を忘れることなく、学院創立150周年あるいは200周年を誇り高く迎えることができるよう、一層努力して参る所存です。本学院の寄付金制度の趣旨にご賛同いただき、皆様からの温かいご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

学校法人桃山学院
理事長 出田 善蔵

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