昭和町キャンパス聖テモテ館が竣工しました | 2020年度 NEWS一覧

昭和町キャンパス（大阪市阿倍野区）「聖テモテ館」がこのたび完成し、2020年8月29日（土）に竣工式を開催しました。竣工式は、新型コロナウイルス感染症拡大の状況を鑑み、同感染症対策を徹底しつつ、列席者を設計・施工等関係者に限定して開催しました。

聖テモテ館（写真右）

メインアプローチ

10時からは1階エントランスホールにて定礎式を行いました。
開式祈祷や聖書の朗読が行われた後、関係者代表による礎石の除幕を行いました。
除幕は、設計・施工等をご担当いただいた株式会社竹中工務店の豊増史郎専務執行役員、南海辰村建設株式会社の口野繁取締役社長、本学院の出田善蔵理事長および桃山学院大学の牧野丹奈子学長が行いました。
続いて、本学院の中辻努事務局長が竣工を記念する品々を定礎箱に収納し、定礎石を取り付けました。

キリスト教の礼拝形式で開催

除幕式

記念品の収納

定礎石

11時からは、竣工感謝礼拝を行いました。
礼拝では聖テモテ館の建設にご尽力いただいた株式会社竹中工務店様ならびに南海辰村建設株式会社様、また1階アンデレ教会のステンドグラスの製作をご担当いただいた有限会社富良野クラフトビレッヂの山口一城様に本学院の出田善蔵理事長から感謝状が贈呈され、桃山学院大学オルガニストの堀江光一氏によるオルガン奏楽が行われました。

受付

開式祈祷

出田善蔵理事長による式辞

牧野丹奈子学長による式辞

株式会社竹中工務店様への感謝状贈呈

南海辰村建設株式会社様への感謝状贈呈

山口一城様への感謝状贈呈

オルガニスト堀江光一氏による奏楽

聖テモテ館は、昭和町キャンパス聖マルコ館および聖アンデレ館（桃山学院中学校高等学校）に隣接する9階建ての建物です。
1階に位置する礼拝堂のステンドグラスは有限会社富良野クラフトビレッヂの山口一城様により製作され、エントランスホールには世界的アーティストの五十嵐威暢氏によるアート彫刻「環」を展示しています。
2階には桃山学院中学高等学校の多目的室と購買部、また3階には中学校高等学校の食堂「エルピス・ホール」が配置されます。

1階礼拝堂

1階エントランスホール五十嵐威暢氏によるアート彫刻「環」

2階中高多目的室

3階中高食堂「エルピス・ホール」

4階から9階は桃山学院大学ビジネスデザイン学部（現：経営学部ビジネスデザイン学科／2021年4月に学部へ改組）の学生が学ぶ「あべのBDL（ビジネスデザインラボ）」が配置されます。
あべのBDLは従来の教場イメージではなく、新たなビジネスを生み出すための学びの空間として、近年企業等でワーキングスペースとしても取り入れられている、交流と共創を促す最新のフロア設計となっています。
あべのBDLには、グループワークやプレゼンテーションなど、コミュニケーションスペースを各フロアのホワイエ（ロビー）に配置し、教室も、入口の壁を取り外しカーテンとすることでフロア全体をひとつの教場としてつなげるなど、柔軟な発想を生みやすい環境を整えています。
また、Wi-Fi6に対応したアクセスポイントを各フロアに配置、各教室におけるICT設備環境も充実しています。