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お知らせ

2021年10月20日掲載

2021年度グッドデザイン賞受賞! —学校法人桃山学院 聖テモテ館—

学校法人桃山学院(理事長:出田善蔵)は、2020年8月に竣工した聖テモテ館(大阪市阿倍野区昭和町)において、2021年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
グッドデザイン賞は(公財)日本デザイン振興会が主催し、私たちの暮らしと産業、そして社会全体を豊かにする「よいデザイン」を顕彰しています 。

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受賞対象名:桃山学院 聖テモテ館
事業主体名:学校法人桃山学院
分類:公共用の建築・施設
受賞企業:学校法人桃山学院 (大阪府)
受賞番号:21G141253
所在地:大阪府大阪市阿倍野区昭和町3-1-57 聖テモテ館

【概要】
中高校舎敷地内に併設した大学新学部、中高食堂、礼拝堂を内包する都市型積層キャンパスである。
スパイラル状の立体的な吹抜けにより多方向の繋がりを生み出し、学生‧教職員‧企業人との交流と共創の場を実現した。
歴史を継承した礼拝堂に加え、大学と中高が連携した教育を行うことで、地域‧社会と繋がる新しい学びの場の創出を目指した。

【審査員の評価】
戦後以降、日本が目指してきた「平等な教育の量的普及」という目標は、近年、国際化やIT技術の進化など社会状況の変化から、創造性豊かな個性を持った多様な人材育成を目指す「創造性教育の普及」へと変わりつつあります。学校建築は、戦後以降長期間に渡り「平等な教育の量的普及」に貢献するため、その有り様によって人の行動を強く規定してきましたが、近年は、学びのスタイルに合わせて選べる多様性のあるやわらかい建築が求められるようになりました。中高、大学、そして企業が一体となって新しいビジネスを創造するための多様性のある環境が、小さな吹き抜けが連続する縦動線を軸に次々と展開される風景は、これからの新しい教育施設のあり方の好例を提示しています。

グッドデザイン賞とは

1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモ—ションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。
受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。

受賞対象紹介ページ(グッドデザイン賞)
https://www.g-mark.org/award/describe/52650