学校法人桃山学院 将来構想2023-2027

メッセージ

Vision For 2050 地域から 持続可能な未来の社会を想像し 創造する
学校法人桃山学院理事長

この度、学校法人桃山学院の理事長に就任しました藤原敏正です。重責を担うこととなり、身の引き締まる思いでございます。微力ではございますが、誠心誠意努めてまいる所存ですので、よろしくお願いいたします。

創立以来、本学院はキリスト教精神に基づく人間教育に取り組み、自由を尊重する校風の中で、自らの責任を自覚し、良識を持って社会に貢献できる若者を育成してまいりました。

2034年に学院創立150周年という大きな節目を迎える今、私たちは「桃山学院将来構想」に基づき、さらなる成長と発展を目指した取り組みを進めております。

現在、急激な少子化をむかえており、さらに、価値観の多様化、グローバル化の進展などにより、予測困難な時代であります。その中で、桃山学院が永続的に「選ばれ続ける学び舎」であるためには、伝統の継承と同時に、時代の要請に応える大胆な改革が不可欠です。

大学におきましては、2025年度より「第三次大学中期計画」が始動しました。2030年度以降のさらなる少子化時代を見据えた強固な土台作りとして、「教育」「研究・資産」「社会貢献」「構造改革」の四つの柱を強力に推進し、強固な基盤づくりを進めてまいります。

また、昨年度(2025年)は桃山学院教育大学を統合し、人間教育学部を設置しました。さらに、本年(2026年)4月から本学初となる理系学部「工学部」を和泉キャンパスに開設いたします。これにより、文理の知が融合する総合大学として持続的な成長を図ってまいります。

中学校・高等学校におきましては、自由な校風を堅持しつつ、超難関大学への進学支援や海外校との双方向交流等のグローバル教育を推進し、生徒一人ひとりの多様な夢を実現できる教育環境を整えてまいります。同時に、教職員がその能力を最大限に発揮できる環境を整え、ウェルビーイングと指導力の向上を図ってまいります。

本学のパーパス(教育機関としての存在意義)は、単なる教育サービスの提供に留まりません。持続可能な地域共生社会の実現に向け、地域社会、行政機関、将来構想共創パートナーなどと協働し、地域の社会課題を解決し、地域の発展に寄与することにあります。

桃山学院を取り巻く環境が大きく変化する今こそ、私たちは未来への責任を果たさなければなりません。

私は理事長として、来たる創立150周年を見据えて、ステークホルダーの皆様方のご理解とご協力を賜りながら、教職員と協働して、さらにその先の未来に力強く歩みを進められるよう、不退転の決意で職務に邁進してまいります。今後とも変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2026年4月1日
学校法人桃山学院理事長
藤原 敏正
桃山学院将来構想パンフレット

桃山学院のパーパス

教育機関としての存在意義・社会的意義

私たちは、キリスト教精神に基づく教育を通じて、
社会課題の解決を目指す高い志と奉仕の心をもった人
(サーバント・リーダー)を育て、
持続可能な地域共生社会を実現します。

桃山学院は、生徒・大学生層にとどまらずに、 対象を横軸と縦軸に面的な展開を図ります。
具体的には、横軸として、南大阪、更には 南関西(奈良、和歌山など含む)を基盤にしながら、縦軸として、小・中・高・大、ビジネス層など社会人、 シニア、外国人までを対象に、総合的な教育サービスを提供します。
これによって、桃山学院は、地域と共に発展し、人口問題、少子高齢化問題、外国人受け入れ問題などの地域の社会課題解決に寄与します。

桃山学院将来構想

本学院は、建学の精神に基づいて、地域の未来を支える人を育てます。
地域の多様な社会課題の解決に貢献することで、
地域における教育機関として持続的に成長していきます。

各設置学校の取り組み

大学
共に学びあいながら、地域における社会課題を解決できる人を輩出する。
  • 地域密着型の課題解決型学習の推進
  • 和泉市を中心とした地域との多層的な連携、産官学連携イノベーションプラットフォームの構築
  • 様々な外国人を受け入れ、豊かな社会を実現
  • 新しい時代に対応した教育の展開
中高
生徒も先生も、いきいきと輝く学校日本一魅力のある学校を目指すとともに生徒の生きる力を養う。
  • " いのちの教育" で自分や他人の命を大切にできる人を育成
  • 生徒の学習意欲に応える「学びのサポート」
  • 英語力と積極性を磨く「国際交流」
学院
すべての人が生涯を通じて学び続けられる地域社会を実現する。
  • 新たな収益基盤の構築による事業ポートフォリオの拡充
  • 生徒・学生による創業等チャレンジを支援する事業の整備
  • 将来構想共創パートナー制度の整備

アクションプラン(2023年-2027年度)

    学院創立140周年      
 
2023年度
2024年度
2025年度
2026年度
2027年度
教育研究
  • 産官学民連携体制構築
  • 地域密着型の課題解決学習実践(~2027年度)
  • 桃大と桃教大の統合(桃大に人間教育学部設置)
  • 学修者本位の学修支援の更なる強化(~2027年度)
  • 工学部設置
  • 学部学科構成の最適化
キャンパス
  • 和泉キャンパス整備
  • 新校舎(エレノア館)竣工
  • 人間教育学部の和泉キャンパスへの移転
  • 工学部新校舎竣工
 
経営
  • 将来構想共創パートナー制度構築
  • 人事制度改革
  • ファンドレイジング機能強化
  • 複数大学連携シェアードサービス化促進事業(~2028年度)
  • リカレント教育強化
  • 収支目標達成

将来構想の位置づけ

2050年 目指す姿
これまでの延長線上にない変革と成長
地域の未来を共創する

すべての人が生涯を通じて学び続けられる総合的な教育サービスを提供し、持続可能な地域社会を実現します。

2023年度 ─ 2027年度
桃山学院 将来構想
地域と共に発展する

私たちは、SDGsを推進し、地域における社会課題を解決し、持続可能な社会を共創します。

  1. 共通価値の創造(CSV)
  2. 産官学民連携
  3. テクノロジーの活用
2013年度 ─ 2022年度
第2期 中長期ビジョン
「自由と愛の精神」に根ざし、
共に考え行動する「世界の市民」の養成
  1. 地域に根ざし、世界に通用する桃山学院大学へ
  2. 桃山学院中学校高等学校を日本一の学校へ
  3. 教育改革を支える、経営基盤の構築へ
2005年度 ─ 2012年度
第1期 中長期ビジョン
教育研究の更なる発展
  1. 地域貢献
  2. 国際交流
  3. 職業教育
  4. 外国語教育
  5. 健康・スポーツ振興

基本戦略

3つの基本戦略
共通価値の創造(CSV)
  • 地域密着の社会課題解決型学習の推進
  • キリスト教精神に基づく奉仕精神と志の涵養
  • 徹底した生徒・学生の成長支援
産官学民連携
  • 和泉市を中心とする南大阪、南関西地域との多層的な連携
  • 企業等による将来構想共創パートナーの形成
  • イノベーションプラットフォームの形成
テクノロジーの活用
  • " 学修者本位の教育の実現"
  • 学生・学修支援、業務・サービス等のDX
  • データ駆動型のスマートな学校運営の実現
持続可能な組織への変化 経営基盤の強化
  • 新たな収益基盤の構築
  • 設置学校間連携の強化とキャンパス整備
  • 人事・財務改革
学修者中心主義

「学修者中心主義」の共通価値創造モデルで
生徒・学生の成長度No.1の教育機関へ

5つの行動方針

本学院は、パーパスを実現するために次の5つの行動方針を定め、これに基づき事業運営を行います。

1カーボンニュートラルの方針
私たちは、持続可能な社会の実現に貢献すべく、2030年(遅くとも2040年)までに各キャンパスのカーボンニュートラルを実現します。
2SDGsの方針
私たちは、地球規模の社会課題を自分事として考え、その解決を目指して新しい価値を創造する人を育て、地域から、持続可能な共生社会を実現します。
各設置校の方針
3DXの方針
私たちは、デジタル技術を積極的に取り入れ、「学修者本位の教育の実現」、「学びの質の向上」および「学修者の成⾧支援」に資するための取組と環境整備に挑戦し、ポストコロナ時代における新たな教育手法の具体化を図り、その成果の普及を図ります。
各設置校の方針
4事業マネジメントの方針
私たちは、継続的かつ安定的な教育事業の遂行のためのリスクマネジメントに加え、サスティナブルでレジリエントな組織への転換を図るため、新たな事業領域への挑戦と既存事業領域の最適化に取り組みます。
5ガバナンスの方針
私たちは、教育研究活動を通じて、生徒・学生の成⾧のために奉仕することを誓います。そして、公的な存在としての教育機関として、その責務を果たし、広く社会の一員として貢献する学校法人であることを念頭に管理運営を行います。

7つのキャンパス整備コンセプト

本学が有する豊富な知見と叡智で、
地域から未来社会の課題を解決する

これまでのキャンパス整備の考え方を「グレート・リセット」、
カーボンニュートラル等、環境配慮した未来志向の循環社会型キャンパスで人を育てます。

パーパス実現のための
キャンパス整備

サスティナビリティ

変化に強く、持続可能な循環社会型モデルキャンパス

ウェルビーイング

一人ひとりの幸福の実現のため、学び、集い続けられる
キャンパス

ダイバーシティ
&インクルージョン

国籍・年齢・性別等、誰一人取り残さない共生型キャンパス

イノベーション

新しい価値を創造する社会実装型キャンパス

テクノロジー

最先端のテクノロジーを活用したスマートキャンパス

コラボレーション

企業・自治体等と連携を可能にするキャンパス

エンターテイメント

新しい文化を発信し、訪れるすべての人が楽しめる
キャンパス

「地域から、持続可能な未来の社会を想像し、創造する」
訪れるすべての人がワクワクする、未来社会創造キャンパス

近年のアクションプランをご紹介トピックス

将来構想共創パートナー

本学院の将来構想におけるパートナー企業・団体です。
さまざまな分野で共創関係を構築し、将来構想の実現に取り組んでいきます。

Adecco

Daigasエナジー

ソフトバンク

西日本電信電話

三菱UFJ銀行

和泉市

プラスソーシャルインベストメント

南海電気鉄道