学校法人桃山学院桃山学院創立125周年、桃山学院大学開学50周年 記念事業125th / 50th St.Andrew's

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桃山人の集い

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第6回  恩地 宏昌さん (86年経営学部卒)

 

2008年8月19日(火)、本学卒業生の恩地宏昌さんにインタビューを行いました。

恩地さんは、うどんやそばで有名な「恩地食品」の社長で、本学アメリカンフットボール部

OB会会長でもあります。在学時の思い出などを語っていただきました。

 

 

 

アメリカンフットボール部での経験

 

 

 入学当初からクラブには入ろうと思っていました。これまで、中学ではテニス、高校はサッカーをしていたので、大学では何か別のクラブをしようと思っていましたね。
 自分の頭の中ではアメリカンフットボールを考えていました。なぜかというと、高等学校にあまりクラブがなくゼロからのスタートでも勝負できるため、レギュラーになれる可能性も十分あると思っていたからです。そうして、いざ入学して最初に勧誘されたのが何とアメフト部だったのです。話を聞きに行きそのまま入部しました。1年生は10人程度入部したのですが、2〜4年生で9人ほどしか部員がいませんでしたので、僕ら1年生が誰か出なければ試合も出来なかった状態でした。
 練習ではコーチに無茶苦茶絞られましてね、当時僕たちは“魔のゴールデンウィーク”とタイトルをつけていたのですが、すごく練習させられましたよ。午前・午後の2部練どころではなく、4部練までありましたからね。それも最初から4部練まであるとは知らされていなかったため、先の見えないあの練習は強烈でした。
 そのうち、3、4人がクラブを辞めて最終的に6、7人になってしまいましたが、今思うと本当によく耐えたと思います。ただ、そういうこともあったので今があるのだと言えると思います。
 それと、日曜日にはOBの方がよく練習に来られ、僕たちは“ブラックサンデー”と呼んでいたのですが、OBの方にもよく鍛えていただきました。当時、シルバータイガースというOBの社会人チームがあり、皆さん現役でプレーされていたので、プロテクターをフル装備して練習に付き合っていただきましたね。学生ながら、休日に練習に来ることに対してご家族の反対は無かったのかなと心配もしました。でも、熱意ある指導には大変感謝しています。

 

 

 

 

学生生活での思い出

 

   

 クラブでは日々ハードな練習をこなしていたのですが、合コンとなれば話は別で、体は疲労困憊なはずなのに、開始時間に遅れそうになると大学から駅まで走る元気はなぜか残っていました。
 あと、よく立ち寄った場所に「ガッツ」という喫茶店があるのですが、ご飯がおいしかったですね。「ダブル」といってご飯もおかずも大盛りを注文して、よくみんなで集まっていました。他クラブの学生もよく来ていたと思います。それから、アメフト部の顧問でもあった藤間先生(故藤間繁義名誉教授)には大変お世話になりました。

 キャンパスの門を入ってすぐのところに家(宣教師館)があって、面倒見がすごく良くて花見や試合の時、何かイベントがあるたびにそこでバーベキューをしましたし、一言では言い表せないほど色々していただいた記憶があります。
 私は昔から面白いことが好きでしたので、落研(落語研究会)の部室にもよく出入りしていましたし、発表会も見に行きましたね。実は、今テレビで活躍している、タージンや太平かつみとも学生時代からの付き合いなのです。ちょうど2年前にかつみさゆりが番組の取材でたまたま会社に来たので、びっくりしました。タージンはアメフトが好きで、今も試合に応援に来てくれていますし、クラブ以外では落研の人たちとの思い出が強く印象に残っています。
 

 

 

  桃山人たちへ

 

   

 何を行うにもまず行動することが重要です。事前に何も考えなくてよいということはありませんが、たとえ失敗しても、まずは一歩踏み出すことですね。それが今の世間では欠けていると思います。
 人は新しいことを始める時、リスクのことばかりを考えてしまい、自分の行動を止める壁を存在させるですが、人生成功し続ける人なんか誰もいないと思います。やってみて失敗してそこから学ぶこともたくさんありますし、時には失敗しかけたら人が助けてくれることもあります。もちろん、成功するにこしたことはありませんが、絶対に成功しないといけないプレッシャーのもとでは自分の行動も小さくなり、リスクを避けるようになります。そうなれば面白くないですよね、失敗してもいいと思えば思いっきり自分でも楽しもうとしますし、自分が楽しければきっと周りの人も楽しいと思います。そうなれば、結果として成功するのです。
 現役学生であれば、今現在、もしくはこれから就職活動を経験すると思います。面接の時に何を聞いても金太郎飴のような答えしか返ってこないより、たとえ型から外れていても自分らしさを出し採用側にインパクトを与える方が有利だと思うのですが、現実は失敗しないように型にはまってしまい印象に残らなくなっていることが多いですね。大いに型にはまらないハチャメチャな部分(個性)があっていいと思います。

 僕は正直、大学に大した期待をせずに入学しましたが、入学してクラブに入り、友人や先生、先輩など色々な人たちと出会うことによって自分が成長できたことを実感しており、振り返ってみれば、僕の人生を左右した桃山学院大学は最高でした。

 

 

 

 

恩地宏昌氏プロフィール
1986年本学経営学部経営学科卒業
卒業後3年間広島での民間企業勤務を経て
1988年恩地食品株式会社へ就職
1993年同社常務取締役就任
2003年6月より同社代表取締役社長に就任
現在本学アメリカンフットボール部OB会長、出身高校OB会長、小学校PTA会長、地元納税協会の代表幹事も勤める。

 

 

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