桃山学院は、1884年(明治17年)9月、英国聖公会宣教協会(CMS)によって大阪川口居留地の大阪聖三一教会裏の一室に三一小学校が創設され、創設に携わった宣教師C.F.ワレン師をはじめ、多くの教職員の功を得て以後連綿と続く歴史の幕を開けました。 現在、大学
・高校
・中学校に約8,800名の大学院生・学生・生徒を育むに至り、卒業生も9万名を数えようとしています。社会環境の変化は常に教育にもこれへの対応を求めてきましたが、とりわけ「大学全入時代」を目前に、各学校はその対応力を厳しく問われています。ここにおいて、学院はその目指すところとその実現に向けた全体構想を中長期ビジョンにとりまとめて内外に示しました。
2009年の学院創立125周年・大学開学50周年を迎えるにあたり、記念事業を実施し、単に社会の変化に追随するだけでなく、「教育が人を育て、人の思いと行動が社会を変える」との強い自覚をもち、過去から現在そして未来を広い視野で見通して、社会の負託に応えつつ自らが掲げる教育理念の目指すところに向かう確かな基盤とし、教育機関として、社会的信頼に応え続けたいと考えています。 これらの事業を推進するため、教職員はもとより、学生・生徒のご父母、校友、各界でご活躍の方々や企業の皆さまの深いご理解と力強いご支援が大きな支えとなることは言うまでもありません。記念事業の推進に倍旧のご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。 |