「昭和町キャンパス第二体育館」建設工事は、天候にも恵まれ、工事の遅延・災害事故もなく順調に進行しています。
進捗状況は、10月初旬に、骨格となるコンクリート打設が無事に終了しました。これにより、地下階〜2階までの柱・壁・梁までが完成したことになります。
骨格としては、アリーナの大屋根となる鉄骨張弦梁構造のセッティングを残すところとなりました。事前の検討に加え、鉄骨工場での試作品確認、接合部位等の厳しい検査を経て10月中旬より現場での鉄骨取付工事に入りました。竣工時には繊細かつ豪快、個性的でアカデミックな体育空間を披露できることでしょう。
内装工事についても、壁・天井下地等の工事を進めています。中でも舞台に取り付ける緞帳(どんちょう)は、桃山学院高等学校元教諭の清田雄司氏にデザインしていただきました。原画をもとに実際の緞帳織物として制作するに当たり、清田氏自ら何度も昭和町の建設現場まで足を運ばれ、糸色の色調について熱心にご指導いただきました。この緞帳だけをとっても絵画的財産となる、格調高い式典空間になる予定であり、3月頃の現物吊込セッティングが待ち遠しくあります。
今後は屋根葺き工事に着手し、1月末には外部足場が外れ外観が姿を見せます。竣工予定の3月末まで内装工事・設備工事および周辺の外構工事を完成させるべく、安全第一で工事が進められています。
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