学校法人桃山学院桃山学院創立125周年、桃山学院大学開学50周年 記念事業125th / 50th St.Andrew's

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桃山人の集い

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第5回  穴田 昭男さん (元大学職員)

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学生参加の大きな行事

 

 

 サマーキャンプの最初は1964年に松江と高松、この2箇所で文化会や体育会の学生500人の参加です。一週間か十日ほど各々のクラブで合宿して、最後に「市民の夕べ」という催しがあって、教員の講演会や、学生の演舞だとか詩吟だとかを披露したようです。
 初期のユニークな活動に「船上大学」というのもありました。新入生のオリエンテーションです。船を一艘借り切って大阪湾を一日かけてぐるっと回る。その一日、教職員と学生がいろいろなコミュニケーションをとって、早く大学生活に慣れてもらおうと。

 これは学生たちもたまげたけれども、世間がびっくりしたようですね。新入生全員ですよ。1965年入学だから905名。

 

 

 

 

当時の学生への対応

 

   

 

 

 学生に対しては非常に厳しい対応をしていて、例えばカンニングをすれば、その期間の科目が全て無効になり留年が確定でしょ。すると学生課長がやってきて「そんなに厳しくするなよ」と言われたりもしましたね。それでも、いい学生を育てる、いい加減な卒業生を出さないという機運が出てきた頃なんです。

 1966年には登美丘キャンパスが出来ましたが、教養課程を登美丘、専門課程を昭和町というふうに2年ずつに分けていました。グレード制といって、これだけの単位と科目を取っていないと3年には進級できませんよという厳しい制度で、昭和町へ行けない学生が沢山いてね、大変でした。

 

  学院の設立者は…

 

   学院創立80周年の八代理事長の記念の挨拶、これを読むと、素晴らしい人だなと思います。
「本学院の創立に関し、歴史編纂の方々が苦労しましたのは、何時頃、どなたがこの学院の設立者であられたかということであります」、だけども、「この事は誠に学院の歴史にとって美しい逸話であります」と言っています。新島襄も福沢諭吉も大隈重信も桃山にはおりません、と。

 その時々の学院長や、校長や、教職員が肥やしになって80年を続けて来たんだと。創立者が誰だか分からないということは、実は素晴らしいことなんだと、言ってるんですね。これは立派なことですね。

 

 

 

 数多くの大学の思い出をお話しいただき、インタビュー終了後には、久々に訪れた学内を回られました。いたる所で知己との邂逅があり、笑顔でキャンパスを後にされました。

 

 

『記念事業報』第2号(2008年7月25日発行)メモリアルインタビューより

 

 

 

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