学校法人桃山学院桃山学院創立125周年、桃山学院大学開学50周年 記念事業125th / 50th St.Andrew's

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桃山人の集い

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第3回  松浦 道夫さん (63年 経済学部卒 桃山学院大学学長)

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体育施設のこと

 

 

 体育施設が全然無かった。そやから金岡の公園(堺市)まで電車で行って、グランド借りて集中で授業です。集中ですよ。1日中。体育館でバスケやって、グラウンドで走って、死ぬかと思 いました。本当に原始的というかね。
 4年生になってやっとグラウンドができました。ロッカーも無い、更衣室も無い。外でまる見えで着替えていました。シャワー浴びることさえ出来なかったです。当時はそれでも仕方ないもんね。そんなでしたよ。そやから今は天国やと思いますね。あんなに大きい人工芝のグラウンドなんて夢みたいですね。開学当時を思うと。

 

 

 

桃大への想い

 

   ケネディが言っている、「国が何をしてくれるかではなく、あなたが祖国のために何ができるのかを考える」というのと同じで、私が1年生の秋に思った、「僕が大学の名前を売るぞ!大学を良くするぞ!」とか、自分たちの働きで、学校や世の中に何が出来るか。学生にはそういう気持ちを持って欲しいな。
 世界の市民を育てる、これからは世界の大学だと、八代理事長が最初に言われてね。たとえ微力でも、世界に働きかけ、手をつないでいく、そういう気持ちが大事やと思っています。大学の社会的責任の一番の根幹は、学生を育てて社会や世界に送り出す。それだけのこと。学生の育成に全力を尽くせ。そう、呼び掛けたいですね。是非、教職員が一緒になってやって欲しいなと。


 とにかく学校の中で、「学校を良くするぞ!」と、皆が積極的に物を言って行かなあかんね。友達にでも先生にでも誰にでも良い。そしてキチッと挨拶をする。「おはようございます」、「ご苦労さまです」と言えるように。挨拶が出来ない人間は、なんぼ英語をやったかて、しゃべれるものではない。そう思いますね。
 そしてボランティア活動とかいろいろやると良い。学生には、いろいろな体験をして欲しいと思います。座ってする勉強も良いが、実体験から刺激を受けて、そこから本気で勉強するというふうにね。
 学校を卒業すると皆ね、もっと勉強しておいたら良かったなと、きっと思っていると思う。だからその思いをね、大学という現場で学生に教えてやって欲しいなぁと。
 私には学長としての仕事があります。しかし、その前に、私も一人の教員として、大学の後輩たちに自分が味わってきた50年分の感激とか夢とかね、是非伝えていきたいなぁ、味わって欲しいなぁ、と思っています。

 

 

  思い出の品

 

   今もウエイトリフティングのトレーニングルームに残っていると思うけどなぁ。薄い水色の競技用のバーベルセットがあると思います。49年前も使っていたけど、鉄やからね、潰れないで残ってるやろな。もう穴の所はだいぶ緩くなっていると思いますけど。
 桃大には何もなかった。そこで、大阪の協会が持っていた競技用の古いバーベルを払い下げて頂いたんです。タダで。そういう風にしてやっとバーベルを揃えた。
 私の場合はいい思い出が多いですね。だから桃山に全力を尽くそうという想いが自然に出てくる。立場が変わって、やる事は変わってきているけれど、根っこの部分は、やっぱり最初にカンパしてくれて、桃山の代表だと言ってくれた皆への感謝の気持ちですね。「よし!僕は学校の為にやるぞ!桃大の名前を売るぞ!」という、それの延長やね、今も。
 大学も発展して、大変いいことだけども、学生と職員とね、それから先生と、距離が開いてしまってはいないかと思います。三位一体という言葉があるけれど、組織上のことだけではなく、本当に学生・職員・教員が一つになる、これを何とか実現したい ですね。

 

現存する思い出のバーベル

磨耗が激しいがいまだに現役!

 

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